リモート入力の設定を行うには、Setup を押し、Show タブの Remote Input Setup をタップしてください。
ここには、Analog Remotes、MIDI Remotes、および DMX Remotes という3つのタブがあります。
これらのタブの内容は、リモートのソースが異なるだけで、よく似ています。
一覧の各行は、1つのリモート入力に相当します。
各リモートタイプについては後述しますが、まず、3つタブに共通の列について簡単に説明します。
メニューの下部には5つボタンがあります。画面上でタップすることもできますし、メニューがモニタ画面1にある場合は、Xキーを用いることも可能です(ユーザ設定 の "Xkeys" 設定に依存)。
以下は、これらのボタンについての簡単な説明です。
各入力には、異なる動作を行う複数の行を設定できます。
Analog Remotes タブでは、grandMA2 卓、grandMA2 RPU、および MA onPC command wings の背面パネルにある DCリモート入力の設定を行います。卓と RPU には16個の、また MA onPC command wings には 12個の接点入力があります。
ピンに5〜15Vの直流電圧が印加されると、入力がトリガーされます。これは可変入力ではなく、十分な電圧が印可された場合にトリガーされます。入力が15ボルトを超えると、破損する可能性があります。
入力のハードウェア部分については、アナログ・リモートの接続 を参照してください。
Analog Remotes タブの一覧には、Input という列があり、ここに入力番号が表示されます。
MIDI Remotes タブでは、受信したMIDIノートが入力として用いられます。このタブの一覧には、Note と Channel という特別な列があります。これらは、MIDIノートとMIDIチャンネルの設定に用いられます。
Type が Exec に、Button が Fader に設定されている場合、MIDIノートのベロシティは、エクゼキュータのフェーダ位置を設定するために使用されます。その他すべての入力は、単純なトリガーになります。
DMX Remotes タブでは、DMXチャンネルがトリガーとして用いられます。DMXソースは卓自体でもかまいません。
このタブの一覧には、DMX という特別な列があり、ここで、DMXユニバースとチャンネルを指定します。
DMX値が128以上になると、入力がトリガーされます。Fader をトリガーした場合、DMX値がフェーダ位置を決めるために用いられます。