タイム・コントロールは、モニタ画面2のエンコーダバーの右隣に表示されています。
これは、2種類のタイミング要素を制御するためのもので、Program Time と Exec Time (Executor Time)という2つの画面フェーダがあります。
このフェーダは、任意のフェーダ・エクゼキュータに割り当てることができます。これにより、物理フェーダによる制御が可能になります。詳しくは Grand マスター を参照してください。
2つのフェーダによって、タイムを設定できます。デフォルトの最大値は10秒です。この最大値は、Setup -> User -> Settings で変更できます。
grandMA2 onPC の場合、Screen 2 下部の表示を変更できます。これによって、grandMA2 onPC Command Wing のハードウェアに合うよう、タイム・コントロールが非表示になります。詳しくは grandMA2 onPC の詳細 を参照してください。
フェーダは、物理フェーダに割り当てることができます。
CMD Section ウィンドウを用いると、任意の画面に仮想コントロールを表示できます。このウィンドウは、Create Basic Window ポップアップの Other タブで作成できます。
Program Time は、プログラマ値の変化にフェードタイムを加えるために使用できます。フェーダを目的の値に設定し、On エクゼキュータ・キーを押すか Set Time ボタンをタップして Program Time をアクティブにすると、赤いマーカが表示されます。設定されたタイムが、プログラマのすべての値の変化に対して用いられます。
これを無効にするには、Set Time ボタンをもう一度タップするか、Off エクゼキュータ・キーを押してください。赤いマーカが消えます。
前の値から新しい値へとの手動クロスフェードするためにフェーダを用いることもできます。Manual Xfade ボタンを押すか、MFX エクゼキュータ・キーを押してください。緑のマーカが表示されます。マスターは、(まだそうなっていない場合)下端に移動します。値を新しい値に変更してください。出力はまだ変化しません。新しい値へとフェードするには、フェーダを下端から上端に移動します。クロスフェードがアクティブな間、緑のマーカが点滅します。
手動クロスフェードを非アクティブにするには、同じボタンをもう一度タップしてください。緑のマーカが消えます。
Exec Time は、キュー値の変化に種々のフェードタイムを追加するために使用できます。フェーダを目的の値に設定し、On エクゼキュータ・キーを押すか Set Time をタップして Exec Time をアクティブにすると、赤いマーカが表示されます。すべてのキューは、設定されたタイムを用いて値を変化させます。Delay および個別タイムは無視されます。Follow や Time トリガーのキューでは、保存されているタイムが用いられます。
これを無効にするには、Set Time ボタンをもう一度タップするか、Off エクゼキュータ・キーを押してください。赤いマーカが消えます。
前の値から新しい値へとの手動クロスフェードするためにフェーダを用いることもできます。Manual Xfade ボタンを押すか、MFX エクゼキュータ・キーを押してください。緑のマーカが表示されます。マスターは、(まだそうなっていない場合)下端に移動します。目的のキューを実行してください。出力はまだ変化しません。新しいキューへとフェードするには、フェーダを下端から上端に移動します。クロスフェードがアクティブな間、緑のマーカが点滅します。
手動クロスフェードを非アクティブにするには、同じボタンをもう一度タップしてください。緑のマーカが消えます。
エクゼキュータは、Exec Time を無視するように設定できます。これは、エクゼキュータのオプション で行います。これにより、エクゼキュータは、保存されているキュー・タイミングを用いて通常動作します。