構文規則
コマンドライン構文は、有効なコマンドを構成するために用いられます。
オブジェクト・キーワードは、ショーファイルにオブジェクトを割り当てるために用いられます。
補助キーワードは、機能とオブジェクトとの関係を指定するのに用いられます。
プレイバック・キーワードは、再生機能をコントロールします。
フェーダ・キーワードは、フェーダに関するあらゆるものに関連しています。
詳しくは Command Line History を参照してください。
一般規則
一般規則は以下の通りです。
重要
基本的な構文は [機能] [オブジェクト] です。
- すべてのオブジェクトには、機能が無指定の場合に用いられるデフォルト機能があります。
- ほとんどの機能には、オブジェクトが指定されなかった場合に用いられるデフォルトのオブジェクトまたはオブジェクト・タイプがあります。
- オブジェクトは、階層的なツリー構造に配列されています。
- 適用された機能にオブジェクトが対応していない場合、機能はその子または親オブジェクトに渡されます。
凡例
- [ 〜 ] 角括弧:
リテラルではない記述要素です。
- " 〜 "/ ' 〜 ' クォーテーション・マーク:
限定的な名前や内容を入力するのに用いられます。クォーテーション・マークで囲まれた語で行が終わる場合、行末のクォーテーション・マークは省略できます。名前や内容が、キーワードではなく、また特殊記号を含んでいない場合、クォーテーション・マークを省略できます。
重要
オプションやキーワード・コマンドの他の部分で2種類の引用符(' と ")が必用な場合、必ず同じペアを使用してください(
Remote キーワード の例を参照)。
- 大文字化
一般的に大文字化は重要ですが、キーワード・コマンドに限っては大文字と小文字が区別されず、可読性を高めるためにのみ用いられます。
コマンドラインの利用
キーワードのショートカットを用いると、コマンド入力を短縮できます。
ショートカットは、各キーワードのトピックで確認してください。
詳しくは 一般キーワード を参照してください。
例
- Overwrite 機能を用いて、キュー20をシーケンス8に保存します。
完全入力:
User name[Fixture]> Store Sequence 8 Cue 20 /Overwrite
短縮入力:
User name[Fixture]> S Seq 8 Cue 20 /O
超短縮入力(マニュアルでは使われていません):
- 選択されているシーケンスのキュー2をキュー6にコピーします。
User name[Fixture]> Co 2 At 6
ヒント
マニュアルの例は完全入力で記載しています。