マクロの作成
マクロは、GUIエディタまたはコマンドラインによって作成します。より理解するためには、マクロ のトピックを参照してください。
GUI(プール)による作成
GUIによるマクロの作成は、マクロの編集とよく似ています。
必要条件:
- いずれかの画面に Macro プールが表示されている。
作成は以下のように行います。
- 空のプール・オブジェクトを編集します。自動的に新しいマクロが作られ、エディタが開きます。
- Insert New MacroLine ボタンをタップして、マクロに行を追加します。
- 新しい行で Command 列を編集すると、テキスト入力ポップアップが開きます。
- マクロで実行させたいコマンドを記述します。
- 必要に応じて行フィールドを編集します(マクロのトピックを参照)。
- マクロにコマンド行を追加したい場合は、ステップ2〜5を繰り返してください。
- 終わったらエディタを閉じます。
エディタの下部にはいくつかのボタンがあります。以下は、それらの特殊ボタンについての簡単な説明です。
- Name:
マクロにラベルを付けます。詳しくは 後述 を参照してください。
- Appearance:
マクロにアピアランスを追加します。
- Scribble:
マクロにスクリブルを追加します。
- Go:
マクロを実行します。
- List References:
そのマクロを参照・依存するオブジェクトのリストを表示するポップアップが開きます。
新しい Macro プール・オブジェクトをタップすると、それを実行できます。
エディタは以下のようになります(ライブラリの "World is Selection" マクロ)。

Macro エディタ - 複数行のマクロ
CLI が無効な場合、コマンドラインに何も入力されていなければ、そのマクロは実行されます。Edit を押してから Macro プールのマクロ5をタップしても、Edit コマンドと相互作用しません。マクロを編集するには、以下のように入力する必要があります。
User name[Fixture]> Edit Macro 5
ヒント
Command Line Interaction が無効になっていると、プール・オブジェクトに赤文字で CLI と表示されます。
コマンドはコマンドラインと相互作用しなくなり、Swipey コマンドも同様です。

マクロ1 - CLI 無効
コマンドラインからの作成
マクロは、コマンドラインを用いて追加できます。これは、例えばターミナル・ウィンドウを用いてコマンドラインのみでソフトウェアにアクセスする場合など、GUIを利用できないときに役立ちます。
List コマンドを用いると、作成作業中にいつでも Command Line History で結果を確認できます。
必要条件:
- Command Line History が表示されている。
作成は以下のように行います。
- ソフトウェアの Macro パートに移ります。
User name[Fixture]>ChangeDestination Macro
- 空の Macro オブジェクトを確認するために、既存のマクロを一覧表示します。
User name@ShowData/DataPools/Default/Macros>List
- 利用可能な(一覧にない)番号を探します。
-
マクロに番号を付けて保存します。
User name@ShowData/DataPools/Default/Macros>Store [利用可能な番号]
- 新しいマクロに移ります。
User name@ShowData/DataPools/Default/Macros>ChangeDestination [利用可能な番号]
- マクロに行を挿入します。
User name@ShowData/DataPools/Default/Macros/Macro #>Insert
- Set コマンドによって、指定行番号の Command 欄にコマンドを追加します。
User name@ShowData/DataPools/Default/Macros/Macro #>Set [行番号] Command "コマンド"
- Wait タイムも Command と同じ方法で設定できます。
User name@ShowData/DataPools/Default/Macros/Macro #>Set [行番号] Wait "Wait タイム"
ヒント
Wait タイムは、秒単位の数字で、引用符なしまたは引用符付きテキストとして入力できます。Follow と Go という二つの特別なタイムは、引用符なしで入力できますが、大文字と小文字が区別されますので注意してください。Go と入力しないと機能しません。go だとエラーになります。
- ステップ6〜8を繰り返してマクロ行を追加します。Set コマンドで用いる行番号を間違えないようにしてください。
- コマンドラインの Root に戻ります。
User name@ShowData/DataPools/Default/Macros/Macro #>ChangeDestination Root
これで新しいマクロを利用できます。
マクロに名前を付ける
Macro プール・オブジェクトには、他のプール・オブジェクトと同様にラベルを付けられます。詳しくは プール・オブジェクトに名前を付ける を参照してください。
一意的な名前を付けておくと、その名前でマクロを指定して実行できます。