My Virtual Rig

MVR (My Virtual Rig)は、照明卓、ビジュアライザ、CADプログラムなどのツール間で、ステージ設定データを共有するためのファイル形式です。これによって、異なるプログラム間で、パラメトリック・データや幾何学的データを転送できます。

これは、GDTF ファイルを補完するシステムです。

MVRについては、GDTF ヘルプページ(gdtf-share.com/help/en/help/mvr/) で詳しく述べられています。

MVRのインポート

MVRファイルは、ショーファイルにインポートできます。これは Patch メニュー から行います。MVRファイルは、ソフトウェアが見つけられるように、正しいフォルダに置く必要があります。フォルダは、../gma3_library/mvr です。ファイルがUSBスティックにある場合も同じ場所です。

メニュー下部にある Export MVR ボタンをタップすると、Import MVR ポップアップが開きます。これによって、MVRファイルを参照して選択できます。タイトルバーで cross の隣にあるドライブ選択ボタンをタップすると、ソース・ドライブを選択できます。

一覧で目的のファイルを選択し、Import MVR をタップしてそのMVRファイルをインポートします。

MVRファイルの内容はパッチに追加され、またMVRファイルの情報には、クラス、レイヤ、ステージ要素、フィクスチャが追加される可能性があることを意味します。

MVRをインポートする前に、ショーファイルを保存しておくとよいでしょう。不要な要素が追加されたり、最悪の場合はショーが破損することがあります。

MVRのエクスポート

MVRファイルへのパッチのエクスポートは、Patch メニューから行います。ファイルは、選択されているドライブの [folder with grandMA3]\shared\resource\lib_mvr フォルダに作られます。

メニュー下部にある Export MVR というボタンをタップすると、Export MVR ポップアップが開きます。これによって、目的のドライブを選択し、ファイル名を指定できます。また、選択したドライブにある既存のMVRファイル一覧も表示されます。

MVRファイルには、フィクスチャ・ファイル、ステージ要素、クラスとレイヤ などの構成要素を含むパッチ全体が含まれています。

MVRファイルにエクスポートする前に、ショーファイルを保存しておくとよいでしょう。

重要
ユーザ・メッシュやゴボを含むMVR/GDTFファイルをエクスポートする場合は、エクスポート前に、ショーファイルをローカルのハードドライブに保存してください。