プレセット/フィルタ

このトピックの内容

このセクションでは、Webインターフェースによって提供される、プリセットとフィルタのオプションについて説明します。

プリセットとは

ネットワーク・パフォーマンスや安全性を高めるために、プリセットやフィルタのポートへの適用が役立ちます(例: Telnet のブロック)。

プリセットには、フィルタのコレクションが含まれています。

プリセットは、選択したプロトコルの許可やブロックのために用いられます。

プリセットが許可(=緑色)されている場合、プリセットのフィルタとマッチするネットワーク・パケットが許可されます。プリセットのフィルタにマッチしない他のすべてのネットワーク・パケットはブロックされます。
ブロック(=赤)されている場合、プリセットのフィルタにマッチするネットワーク・パケットがブロックされます。プリセットのフィルタとマッチしない他のすべてのネットワーク・パケットは許可されます。

重要:
フィルタは、特定の物理コネクタのアウトバウンド/インバウンド・ネットワーク・トラフィックに適用されます。

以下の七つの定義済みプリセットを利用できます。

重要:
フィルタ機能は、必要な場合にのみ利用してください。MA Network Switch をMAシステムで使用する場合、grandMA2 プリセットを使用する必要はありません。

詳しくは ポートへのプリセット割り当て を参照してください。

また定義済みプリセットについては、工場出荷時のデフォルト を参照してください。

フィルタとは

プリセットの代わりにフィルタを利用できます。詳しくは ポートへのフィルタ適用 を参照してください。

フィルタは、以下の要素で構成されます。

43 の定義済みフィルタを利用できます。定義済みフィルタの概要を確認するには、Webインターフェースで Extended Mode にアクセスしてください。定義済みフィルタについての詳細は、工場出荷時のデフォルト を参照してください。

ネットワーク設定の熟達していれば、新しいプリセットやフィルタを作成できます。詳しくは、新規プリセットの作成 および 新規プリセットの作成 を参照してください。

以下の表は、基本的なネットワーク機能を提供するため、常に転送されるフィルタを示しています。これらのフィルタはブロックできません

フィルタ フレームマッチ
IPMCv6 IPv6 next-header 58
IPMCv4 IPv4 protocol nr 1 (ICMP)
IGMP IPv4 protocol nr 2 (IGMP)
DHCP client IPv4 UDP port 68
DHCP IPv4 UDP port 67
ARP arp