grandMA3 ユーザマニュアル » キューとシーケンス » キューのコピー | Version 2.0 |
キューは、新しいキューにコピーできます。
この操作には、Copy キーワード が必要です。
一般的な構文は、Copy Cue ["キュー名" または キュー番号] At ["新しいキュー名" または 新しいキュー番号] です。
キューをどのようにコピーするかを指定するさまざまなオプションがあります。これらは、Copy コマンドが実行されるときポップアップに表示されます。
Copy values from Source Cue には、互いに排他的な3つのラジオボタンがあります。
Copy Values は、値がシーケンス内でどのようにトラッキングされるかを指定します。以下の2つのラジオボタンがあります。
Protect from Tracking セクションにあるのは、Dimmer Cue Only オプションがあります。これをオンにすると、Dimmer アトリビュートは Cue Only として保存されますが、他のアトリビュートは他の設定によってトラッキングとして保存できます。
Shield tracked Values には、Tracking Shield 機能に関する3つのオプションがあります。詳しくは Tracking Shield を参照してください。
Existing Values tracking into destination にも、互いに排他的な3つのラジオ ボタンがあります。これは、以前のキューから新たにコピーされたキューへとトラッキングされる値で何が起こるかを指定します。
最後に、状況に応じて以下の4種類の実行ボタンが表示されます。
キュー範囲をコピーする場合、以下のルールが適用されます。
例:
前提条件: キュー1、2、および4が存在。
User name[Fixture]>Copy Cue 1 Thru 4 At Cue 11 |
結果: 新しいキュー11、12、および14。
例:
前提条件: キュー1、2、4、および12が存在。
User name[Fixture]>Copy Cue 1 Thru 4 At Cue 11 |
結果: 新しいキュー11、11.1、および11.3。
デスティネーションの開始が11ですが、12が存在するので代わりに11.1を用いて、キュー2と4の間のギャップを保持します。
前提条件: キュー1、2、4、および11.1が存在。
User name[Fixture]>Copy Cue 1 Thru 4 At Cue 11 |
結果: 新しいキュー11、11.01、および11.03。
デスティネーションの開始が11ですが、11.1が存在するので代わりに11.01を用いて、キュー2と4の間のギャップを保持します。
例:
前提条件: キュー1、2、および4が存在。
User name[Fixture]>Copy Cue 4 Thru 1 At Cue 11 |
結果:
キュー4の Content、Status、または Look が、キュー11にコピーされます。
キュー2の Content、Status、または Look が、キュー12にコピーされます。
キュー1の Content、Status、または Look が、キュー13にコピーされます。
例:
前提条件: キュー1、2、および4が存在。
User name[Fixture]>Copy Cue 1 + 4 At Cue 11 |
結果: 新しいキュー11と14。
前提条件: キュー1、2、および4が存在。
User name[Fixture]>Copy Cue 2 + 1 + 4 At Cue 11 |
結果: 新しいキュー11、12、および13。
コピー機能では、データが一時メモリに置かれます。これは、Paste キーワード によってデスティネーションに貼り付けることができます。
原則として、キューはメモリにコピーされ、それからデスティネーションに貼り付けられます。
この処理では、上で述べた通常の Copy 構文のようなオプションはありません。貼り付けは、ソースとして Content を用い、標準的なコピーまたはマージを行います。
カット&ペーストによって、キューを移動できます。Copy の代わりに Cut キーワード を用いてください。Copy 機能のようなオプションはありません。
まずキューをカットしてから、デスティネーションに貼り付けてください。