grandMA3 ユーザマニュアル » エクゼキュータとは » 特殊エクゼキュータ | Version 2.0 |
特種エクゼキュータ(Special Executors)には、グランドマスター・ノブのほか、カスタム・エリアとマスター・エリアにあるキー、ノブ、フェーダ、エンコーダ、ホイールが含まれます。デフォルトでは、有用なマスターを制御できるような割り当てがなされています。他のエクゼキュータと同様に、特殊エクゼキュータの割り当てを変更することで、シーケンス、マスター、プラグイン、グループ、マクロ、ワールド、およびビューを含む種々のオブジェクトを制御できます。
特殊エクゼキュータを含むさまざまな領域は、画面下のハードウェアに対応するレターボックス画面の右側に常に表示されます。
Custom Master Section ウィンドウには、特殊エクゼキュータの現在の割り当てや状態が示された2つのカスタム・エリア、マスター・エリア、およびグランドマスター・ノブが表示されます。このウィンドウには、特殊エクゼキュータのエンコーダ、ホイール、ノブ、キーに対応する画面要素を表示できます。また、選択されているシーケンスの Go+、Go-、および Pause キーに対応する画面ボタンも表示できます。
コントロールバーの アイコンをタップすると、Custom Master Section が一時的に開きます。
Custom Master Section ウィンドウは、Add Window ポップアップの More タブや All タブから利用できます。
Custom Master Section ウィンドウには、以下の3つの主要エリアがあります。
これら3つの主要エリアには、ラベルや関連するハードウェア要素も含めることができます。ラベルとハードウェアの両方が表示されている場合、各特殊マスターのラベルは、関連ハードウェアのすぐ上に表示されます。また、ページ・ナビゲーション・ボタンを、ウィンドウの右端に沿って表示できます。
ウィンドウの左上隅にある MA をタップすると、Window Settings ポップアップが開きます。
Labels をタップすると、表示されているすべてのセクションでラベルの表示/非表示が切り替わります。Hardware Buttons をタップすると、表示されているすべてのセクションでハードウェア要素の表示/非表示が切り替わります。Custom Area、Master Area、Grand Master、Page Area、および Master Area Knobs をタップすると、対応する特殊エクゼキュータやページ・ナビゲーションなどの領域の表示/非表示が切り替わります。Show Title Bar をタップすると、ウィンドウのタイトルバーの表示/非表示が切り替わります。
ヒント | |
Default Playback ボタンを表示するには、Hardware Buttons と Master Area 設定をすべて有効にする必要があります。 |
ヒント | |
要素が非表示になると、残りの表示要素が自動的に再スケーリングされ、ウィンドウの空きスペースが埋められます。 |
Default Playback エリアのラベルをタップすると、選択されているシーケンスに対して Edit Sequence が開きます。
Default Playback エリアのラベルをタップすると、Edit Sequence オーバーレイが開きます。
特殊エクゼキュータのラベルをタップすると、そのエクゼキュータに対する Assign メニューが開きます。特殊エクゼキュータの Assign メニューで利用できるオプションは、他のエクゼキュータの場合と同様です。詳しくは エクゼキュータへのオブジェクト割り当て を参照してください。
デフォルトでは、Grand Master は特殊エクゼキュータ5に割り当てられています。Assign を押してから特殊エクゼキュータ5のノブを押すと、特殊エクゼキュータ5に対する Assign メニューが開きます。これによって、任意のオブジェクトを特殊エクゼキュータ5に割り当てられます。
ヒント | |
特殊エクゼキュータに関連付けられているハードウェアは、追加キーの無いノブだけで構成されているため、ノブの押下に通常のキー機能を割り当てることができます。 |
特殊エクゼキュータ5に Grand Master 以外のオブジェクトを割り当てた場合、通常は Grand Master が表示されるエンコーダバー領域が調整され、Grand Master と特殊マスター5に割り当てられたオブジェクトのラベルの両方が表示されます。