SendOSC キーワード

grandMA3 ユーザマニュアル » コマンド構文とキーワード » 一般キーワード » SendOSC Version 2.0

SendOSC キーワードをコマンドラインに入力するには、以下のいずれかを行ってください。

  • SendOSC を入力。
  • ショートカットの Sen を入力。

説明

SendOSC は、OSCコマンドを送信するためのコマンド・キーワードです。

詳しくは OSC を参照してください。

構文

SendOSC [ID] "/[OSCアドレス],[OSCタイプ],[値]"

対応しているタイプは以下の通りです。

  • Int(i)
  • Float(f)
  • Blob(b)
  • String(s)
  • True(T)
  • False(F)
  • Null(N)
  • Impulse(I)
  • Timetag(t)

以下に対しては、値(ペイロード)を設定する必要はありません。

  • True
  • False
  • Null
  • Impulse
  • Timetag
ヒント
OSCタイプの True、False、Nil/Null、Impulse、および Timetag を用いる場合、値を入力する必要はありません。
ヒント
カンマで区切ると、複数の値を一度に送信できます。
重要
エクゼキュータを指定するときは、ページも指定する必要があります。

ページ番号とエクゼキュータ番号を用いる代わりに、それらを名前で指定することもできます。

エクゼキュータ・キーを指定した場合、0 という値はそれが押されていないことを、0 より大きな値は押されたことを表します。

OSCData の設定行で Prefix が指定されている場合、OSCSend コマンドを用いると、そのプレフィックスが送信文字列に付加されます。

ヒント
フェーダ、エクゼキュータ・ノブ、ボタンを制御するためのOSCタイプは、Integer32、Float32、True、False、およびNil/Null です。
True は 1、False は 0 として解釈されます。
ヒント
ページ、フェーダ、エクゼキュータ・ノブ、キーに対して定義されているアドレスでは、大文字と小文字が区別されます。



  • OSC メニューの最初の設定を用いて、ページ1のフェーダ201に整数値50を与えるOSCコマンドを送信します。
User name[Fixture]>SendOSC 1 "/Page1/Fader201,i,50"

  • OSC メニューの最初の設定を用いて、ページ1のフェーダ201に整数値100と5秒のフェードタイムを与えるOSCコマンドを送信します。
User name[Fixture]>SendOSC 1 "/Page1/Fader201,ii,100,5"

  • 2番目の grandMA3 ステーションにOSCコマンドを送信するには、OSC アドレス /cmd を使用できます。
    キュー1を保存するには、以下のように入力してください。
User name[Fixture]>SendOSC 1 "/cmd,s,Store Cue 1"