インターフェースとIP

grandMA3 ユーザマニュアル » ネットワーキング » インターフェースとIP Version 2.4

Network Interface メニューは、利用可能なインターフェースを一覧表示するために用いられます。また grandMA3 ハードウェアでは設定の変更が可能です。

Network Interface メニューを開く

  1. Menu キーを押します。
    Menu ポップアップが開きます。
  2. Network ボタンをタップします。
    ・Network メニューが開きます。
  3. My Interfaces ボタンをタップしてください。
    ・Network Interfaces ポップアップが開きます。
The image shows the standard tab of the My Network Interfaces pop-up.
Network Interfaces ポップアップ - Standard タブ
制限
"imx6" というインターフェースがある場合、それは卓の内部的な通信のためのものです。このインターフェースを変更しないでください。

ポップアップの左側には、StandardExtended という2つのタブがあります。上の画面例は、Standard タブの内容を示しています。Extended タブにはより多くの設定がありますが、それ以外は同じです。

Extended バージョンは以下のようになります。

The image show the extended version of the My Network Interfaces pop-up.
Network Interfaces ポップアップ - Extended タブ

背景が明灰色のセルはすべて編集できます。

grandMA3 卓には3つネットワーク・インターフェースがあり、背面パネルのコネクタによって外部機器と接続できます(イーサネットの接続 を参照)。各コネクタは、Network Interface メニューでは Con1Con2、および Con3 という名前になっています。

grandMA3 onPC の場合、Network Interface メニューではIPアドレスを変更できません。そのコンピュータのオペレーティングシステムで設定してください。

利用可能な列項目の説明

  • Lock:
    値を UL に変更すると、インターフェースが編集されないようにロックされます。
  • No:
    インターフェース番号です。
  • Name:
    インターフェースの名前です。
  • Link:
    そのコネクタにアクティブな接続があると Yes と表示されます。接続がない場合は、No と赤表示されます。
  • DHCP:
    インターフェースに対してDHCPが有効な場合、このセルに Yes と表示されます。"No" の場合はDHCPがオフになっていて、固定IPアドレスを手動で設定できます。DHCPやアドレス範囲の選択については、後述を参照してください。
  • Allowed For DMX:
    このセルは、インターフェースをDMXの送受信に使用できる場合に Yes と表示されます。
  • Speed Mb/s:
    このセルは、検出されたネットワーク速度を示します。
  • IP:
    インターフェースのIPアドレスです。DHCP が "No" になっている場合、このセルを卓で編集してIPアドレスを変更できます。サブネットマスクを設定するための入力として、CIDR表記も受け付けます。断線していると "No Cable" と表示されます。アドレス範囲の選択については、後述を参照してください。
  • Mask:
    インターフェースのサブネットマスクです。DHCP が "No" になっている場合、このセルを卓で編集してサブネットマスクを変更できます。
  • Gateway:
    インターフェースのゲートウェイ・アドレスです。DHCP が "No" になっている場合、このセルを卓で編集してゲートウェイ・アドレスを変更できます。
  • MAC:
    インターフェースのMACアドレスが表示されます。これは情報を表示しているだけで、編集はできません。
  • DHCP Timeout:
    ソフトウェアがDHCPサーバからの応答を待つタイムアウトを設定します。 タイムアウトに達すると、ソフトウェアはリンクローカルアドレス・ブロックからIPアドレスを自動的に設定します。DHCPやアドレス範囲の選択については、後述を参照してください。
  • DNS:
    DNS (Domain Name Server)アドレスです。
  • Renew DHCP:
    これは "Yes" に設定できます。Apply Changes をクリックしてポップアップを閉じると、ソフトウェアはDHCPサーバに新しいリクエストを送信します。次にポップアップを開いたときには、このフィールドは再び空になります。DHCPやアドレス範囲の選択については、後述を参照してください。

DHCPとは

DHCPとは、サーバによってIPアドレスが割り当てられるシステムです。これがオンの場合(セルに "Yes" と表示)、IPアドレスをローカルで設定することはできません。

卓でDHCPのオン/オフを切り替えるには、このセルを編集してください。

アドレス範囲の選択

使用するIPアドレス範囲は、積極的に選択することを推奨します。grandMA3 システムは、ワールドサーバや Fixture Shares にアクセスできるように、(適切に設定されたルータを介して)インターネットへ接続できるよう設計されています。そのため、プライベート・アドレス空間 に含まれるIPアドレス範囲を選択することを推奨します。プライベート・アドレス空間は、ローカルLANで使用するために予約されたIPアドレス範囲であり、インターネット上にこれらの範囲を使用するサーバーは存在しないはずです。プライベートIPアドレス間の通信は、通常はインターネットにルーティングされません。

IPv4アドレスはクラス (A、B、C、D、E) に分かれています。このうち最初の3つのクラスには、アドレス設定に使用できるIPアドレスが含まれています。これら3つのクラスには、それぞれプライベート・アドレス空間があります。

RFC 1918 Name
IPアドレス範囲
アドレス数最大CIDRブロック
(サブネットマスク)
ホストIDサイズマスクビット
クラスフルの説明
24ビットブロック10.0.0.0 〜 10 .255.255.25516,777,21610.0.0.0/8(255.0.0.0)24ビット8ビット単一のクラスAネットワーク
20ビットブロック172.16.0.0 〜 172.31.255.2551,048,576172.16.0.0/12(255.240.0.0)20ビット12ビット連続した16のクラスBネットワーク
16ビットブロック192.168.0.0 〜 192.168.255.25565,536192.168.0.0/16 (255.255.0.0)16ビット16ビット連続した256のクラスCネットワーク

ソース: Wikipedia - Private_network

上述の範囲は、多くの場合さらに制限されます。例えば、24マスクビット(またはサブネットマスク255.255.255.0)を使用する範囲などです。

別の方法として、リンクローカル 範囲を使用できます。有効なIPv4ユニキャスト範囲は169.254.0.0〜169.254.255.255(または 169.254.0.0/16)です。この範囲は、自動アドレス指定プロセスでよく知られています。リンクローカル範囲は、より小さいサブネットマスクで制限すべきではないため、同じサブネット内で使用できるデバイス数は非常に多くなります(65,536 - 256 - 256 = 65,024)。

ネットワーク・インターフェース・カードは、固定アドレスが設定されておらず、DHCPサーバからの応答もない場合に、リンクローカル・アドレスを割り当てます。

リンクローカル範囲は使用できますが、プライベート・アドレス範囲のいずれかから固定IPアドレスを設定したほうがよい場合があります。

重要
最も重要な点は、grandMA3 デバイスが相互に通信するには、同じIPアドレス範囲内になければならないということです。

卓のIPアドレス設定

制限
ネットワーク・インターフェース Con1、Con2、Con3 では、IPアドレス範囲の192.168.33.xは使用できません。
  1. Network Interfaces メニューに移ります(上術を参照)。
  2. ネットワーク・コネクタに対してDHCPがオフになっていることを確認します(セルに "No" と表示、上述を参照)。
  3. IP セルを編集し、新しいIPアドレスを入力します(IPv4のみ)。その際にCIDR表記を用いると、サブネットマスクを設定できます。例えば、192.168.101.11/24 とすると、サブネットマスクが 255.255.255.0 になります。
  4. Mask セルを編集して、サブネットマスクを入力します。
  5. 必要に応じて、Gateway セルにゲートウェイアドレスを設定します。
  6. 新しい設定を適用するには、Apply Changes をタップしてください。

変更されたIPアドレスは、再起動なしで使用されます。

ヒント
MA-Net Interface の Auto オプションについては、セッション を参照してください。

USB Network

USBネットワークを使用すると、USB接続経由で grandMA3 卓からワールドサーバにアクセスできます。通常は、スマートフォンまたはインターネット・ルータをUSBポートで卓に接続して実現します。

モバイルデバイスを接続したら、USBテザリングまたは USB Internet を有効にしてください。

卓で USB Network を有効にする必要があります。これは Station Control で行えます。

接続状態は、Message CenterCommand Line の状態セクションで確認できます。

USBネットワークが接続され、インターネット共有が有効になっているにもかかわらず、"Link" 列が "No" と表示される場合は、DHCPが有効になっていることを確認し、DHCP の更新を試すか、卓を再起動してください。これにより、USBデバイスと卓が互いを認識し、正しいIPアドレスを設定できる場合があります。

制限
スマートフォンのテザリングは、Android™ および iOS™ に対応したデバイスでのみサポートされます。すべてのスマートフォンとの互換性は保証されません。