MSC (MIDI Show Control)

grandMA3 ユーザマニュアル » リモート入出力 » MSC (MIDI Show Control) Version 2.4

MIDI Show Control (MSC) は、システムをリモート制御するための方法です。MSCの一般的な説明およびMSCコマンド構造については、https://midi.org を参照してください。

grandMA3 デバイスは、MSCを介して他のデバイスを相互に制御できます。MSCの送受信を行うには、Output ConfigurationMIDI Data Mode を設定してください。デフォルトは In & Out です。MSCは5ピンのMIDIケーブルで送信されます。MIDIの接続方法に関する一般的な情報は、MIDIの接続 を参照してください。

重要
MSCは、リモート入出力に Remote ユーザプロファイルを使用します。ユーザプロファイルについては、ユーザの作成 を参照してください。

MSC メニュー

MSC メニューは、Menu - In & Out - MSC にあります。

このメニューは、複数の入力欄と Monitor フィールドを備えた3つの領域(InputOutputExecutor Mapping)に分かれています:

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MSC メニー - Input と Output が有効

Input:

  • Enable Input:
    このデバイスは、他のデバイスからMSCを受信できます。
  • Input Device:
    入力デバイスのID番号を設定します。
  • Input Group:
    入力グループのID番号を設定します。
  • Input Data Pool:
    これは、デフォルトで Remote ユーザの選択中データプールにリンクされ、番号は山括弧 <> で表示されます。個別のプールIDを設定するには、Input Data Pool を長押しして電卓を使用します。再度リンクするには、電卓で Link Remote をタップしてください。
  • Input Command:
    MSCを受信するコマンド形式を選択します。
    • Extensions:
      Extensions (hex 00)
    • General Light:
      General Lights (hex 01)
    • Moving Light:
      Moving Light (hex 02)
    • All:
      All Type (hex 7F)
  • Display Input in System Monitor:
    System Monitor には、MSC入力設定に一致する受信済みのMSCメッセージが表示されます。

Output:

  • Enable Output:
    有効にすると、このデバイスは他のデバイスにMSCを送信できます。
  • Output Device:
    MSC送信先のデバイスID番号を設定します。
  • Output Group:
    MSC送信先のグループID番号を設定します。
  • Output Data Pool:
    これは、デフォルトで Remote ユーザの選択したデータプールにリンクされ、番号の周囲にある山括弧 <> で表示されます。個別のプールIDを設定するには、Output Data Pool を長押しして電卓を使用します。再度リンクするには、電卓で Link Remote をタップしてください。
  • Output Command:
    MSCを送信するコマンド形式を選択します。
    • Extensions:
      Extensions (hex 00)
    • General Light:
      General Lights (hex 01)
    • Moving Light:
      Moving Light (hex 02)
    • All:
      All Type (hex 7F)
      すべてのデバイスがこの形式に応答する必要があります。
  • Display Output in System Monitor:
    System Monitor には、送信されたすべてのMSCメッセージが表示されます。
  • Output Executor:
    • Default:
      MSCコマンドは、マスター・ステーションの選択したエクゼキュータに対してのみ送受信されます。
    • Executor.Page:
      MSCコマンドは特定のエクゼキュータに送信されます。ページ番号とエクゼキュータ番号は、'.' 文字(hex = 2E)で区切る必要があります。
    • Executor Page:
      MSCコマンドは特定のエクゼキュータに送信されます。ページ番号とエクゼキュータ番号は、'NULL' 文字 (hex = 00) で区切る必要があります。
  • Send To:
    • Group:
      ステーションは、指定したグループ番号(1〜15)にMSCを送信します。
    • Device:
      ステーションは、指定したデバイス番号(0〜111)にMSC を送信します。
    • All:
      ステーションは、接続されているすべてのデバイスにMSCを送信します。

エクゼキュータのマッピング

  • Key Row 400 Start - Key Row 100 Start:
    各エクゼキュータ行ごとに、開始インデックスを個別に指定できます。例えば、Key Row 100 Start をタップして電卓を開き、0〜1000の値を設定して、対応するエクゼキュータ行の開始位置を指定します。複数の行が同じ入力インデックス値を持つ場合は、最も高いエクゼキュータ行が対象になります。他の行の優先順位はその次になります。
  • Fader Row 400 Start - Fader Row 100 Start:
    フェーダ・エクゼキュータの各行ごとに、開始インデックスを個別に指定できます。 例えば、Fader Row 100 Start をタップして電卓を開き、0〜127の値を設定して、対応するフェーダ行の開始位置を指定します。複数の行が同じ入力インデックス値を持つ場合は、最も高いフェーダ行が対象になります。他の行の優先順位はその次になります。

Monitor:

  • Monitor フィールドには MSCデータのフィードバックが表示されます。
  • Monitor 内のメッセージは、ステータスに応じて異なる色で表示されます。 入力コマンドは黄色で、送信コマンドは緑で表示されます。
  • System Monitor ウィンドウにもMSCデータが表示されます。System Monitor に表示するデータは、Display Input in System MonitorDisplay Output in System Monitor のボタンで設定します。

コマンド

grandMA3 は、7種類の異なるコマンドタイプをサポートしています。

  • Go (01):
    grandMA3 の Go+ コマンドと同じです。通常、その後にキュー番号が続きます。
  • Stop (02):
    grandMA3 の Pause On コマンドと同じです。この後にキュー番号を続けることもできます。
  • Resume (03):
    grandMA3 の Pause Off コマンドと同じです。これにより、一時停止したキューが再開されます。特定のキューを一時停止している場合は、このコマンドでそのキュー番号を指定する必要があります。
  • Timed_Go (04):
    特定の Fade タイムで Goto を実行するために使用できます。タイムとキュー番号は、必ずこの順序で指定します。
  • Set (06):
    Set は、フェーダの位置を設定するために使用できます。フェーダ番号とページに続けて位置を指定します。さらに、MSCの Standard Time Format で任意のタイムを追加すると、指定したタイムでフェーダを指定した位置までフェードできます。
  • Fire (07):
    これは、マクロをトリガーするために使用できます。コマンドの後にマクロ番号を指定する必要があります。トリガーできるのはマクロ1〜127のみです。マクロ1は FIRE 01 にマッピングされています。
    既知の制限
    コマンドタイプの Fire (07) は、MSC入力にのみ実装されています。
  • Go_Off (0B):
    このコマンドは、シーケンスを "Off" (無効化)するために使用できます。この後にキュー番号を指定する必要があります。
    ヒント
    プレビュー・モードでは、このデバイスはMSCを送受信しません。
重要
コマンドの後に特定の番号を指定しない場合、データプールにリンクされていてエクゼキュータに割り当てられている Remote ユーザの選択中オブジェクトが実行されます。
入力でページが設定されていない場合、MSC Monitor にはページ0が表示され、これは Remote ユーザの選択中ページにマッピングされます。