Sequence Settings

grandMA3 ユーザマニュアル » キューとシーケンス » Sequence Settings Version 2.5

各シーケンスの設定は、Sequence Sheet のタイトルバー、またはエクゼキュータの Assign メニュー から開けます。Edit Settings または Settings をタップします。


Sequence settings ポップアップ

設定は、Label、Start、Playback、Speed、Protect、MIB のセクションに分かれています。各セクションとその設定について、以下で説明します。

各ユーザプロファイルにはデフォルトのシーケンス設定があります。これらの設定は、新しいシーケンスを作成するときに使用されます。このポップアップから、デフォルト設定を読み込むか、現在の設定をデフォルトとして保存できます。

タイトルバーには、関連する2つのボタンがあります。左の Load from Default をタップすると、保存されているデフォルト設定が読み込まれます。隣の Save as Default をタップすると、現在の設定が新たなデフォルトとして保存されます。

Label

このグループは、シーケンスの名前と外見に関するものです。

Name
シーケンス名を変更するには、この入力欄を編集します。

Scribble
この欄は、シーケンスに対するスクリブルを選択したり作成するために利用できます。このスクリブルは、Sequence プールとエクゼキュータ・ラベルに表示されます。

Appearance
この欄は、シーケンスに対するアピアランスを選択したり作成するために利用できます。このアピアランスは、Sequence プールとエクゼキュータ・ラベルに表示されます。

Tags

シーケンスにタグを追加できます。詳しくは タグ を参照してください。

Note
シーケンスに対して注記を追加できます。

Prefer Cue Appearance
これが有効で、現在のキューがアピアランスを持つ場合、シーケンスのアピアランスの代わりにキューのアピアランスが、エクゼキュータやレイアウトに表示されます。

Executor Display Mode
エクゼキュータ上でのシーケンスの表示方法を指定します。以下のモードがあります。

  • Data:
    アピアランスを持つキューだけが表示されます。キューのアピアランスは、キュー行にだけ表示され、背景には表示されません。
  • Appearance:
    シーケンスまたはキューのアピアランスだけが表示されます。キュー名やフェードバーなどは表示されません。これは、キューが1つしか無いシーケンス、またはカラーやゴボのキューしか無いシーケンスに便利です。
  • Data and Appearance:
    各キュー行にはキューのアピアランスが表示され、エクゼキュータの背景には、シーケンスまたは現在のキューのアピアランスが表示されます。

Start

このセクションの設定は、シーケンスの開始と終了に関するものです。

Auto Start
マスターをゼロから動かすと、プレイバックをオンに切り替えます。

Auto Stop
マスターをゼロまで下げると、プレイバックをオフにします。

Master Go Mode
選択した Master Go モードは、Auto Stop がオフの場合にのみ適用されます。Auto Stop がオンの場合、設定は使用できますが効果はありません。
このボタンをタップして、Select Master Go Mode ポップアップを開きます。選択した値は、マスターフェーダをゼロから上げたときに有効になります。

以下の値を使用できます。

  • None:
    プレイバック操作を行いません。
  • Go:
    Go を実行します。
  • On:
    現在のキューをリロードし、再度フェードインします。
  • Top:
    最初のキューをアクティブにします。

Auto Fix
アクティブなエクゼキュータを自動的に固定し、ページを切り替えても表示したままにします。詳しくは Fix キーワード を参照してください。
エクゼキュータがオフになると、自動的に固定が解除されます。

Cue Zero Mode
Cue Zero に自動的に保存する値を指定します。以下の値を使用できます。

  • Off:
    Cue Zero にはアトリビュートが自動保存されません。これがデフォルト値です。
  • All Used Attributes:
    シーケンス内のフィクスチャで使用されるすべてのアトリビュートのデフォルト値を保存します。
  • Only Used Dimmers:
    シーケンス内のフィクスチャで使用される Dimmer アトリビュートのデフォルト値を保存します。

Auto Stomp
オンの場合、キューの Absolute 値によって、別のプレイバックで実行中のフェイザーが Stomp されます。

Playback

Playback 設定は、キューの実行に関係しています。キューの実行/再生については キューの再生 で述べられています。

Tracking
シーケンスにおける値トラッキングのオン/オフを切り替えます。詳しくは トラッキングとは を参照してください。

Wrap Around
最後のキューに到達した後で Go+ を実行した際に、シーケンスが最初のキューに戻ります。Off Cue にトリガがある場合、Wrap Around は自動的に無効になります。

Release First Cue
最初のキューでトラッキング値を解放するかどうかを指定します。Wrap Around が有効な場合、これらのトラッキング値は最後のキューから引き継がれることがあります。Release First Cue がオンの場合、シーケンスの最初のキューの Release 列に <Yes> が追加されます。各列の詳細については、Sequence Sheet を参照してください。シーケンス内のフィールドを編集して、最初のキューを手動で Release に設定することもできます。

Restart Mode
以下の3種類のモードがあります。

  • First Cue:
    常に最初のキューでシーケンスが再開されます。
  • Current Cue:
    シーケンスがオフになったときのキューでシーケンスが再開されます。
  • Next Cue:
    エクゼキュータがオフになったときの次のキューでシーケンスが再開されます。

Cue Command

シーケンス内でキュー・コマンドを実行する方法を指定します。選択した値により、各キューの設定に従うか、すべてのキュー・コマンドを無効にするか、すべてのキュー・コマンドを強制的に有効にするかを指定できます。
保存済みのコマンドは変更されません。


以下の値を使用できます。

  • Enabled:
    キュー・コマンドの実行は、各キューの Command Enabled 列の値に従います。
  • Force No:
    シーケンス全体のキュー・コマンド実行を無効にします。Command Enabled 列のヘッダには Force No と表示されます。
    個々のキューに保存された値は変更されず、感嘆符で囲んで表示されます。
  • Force Yes:
    シーケンス全体のキュー・コマンド実行を有効にします。Command Enabled 列の見出しには Force Yes と表示されます。
    個々のキューに保存された値は変更されず、感嘆符で囲んで表示されます。
ヒント
Temp フェーダおよびクロスフェーダの操作では、Force Yes に設定してもキュー・コマンドは実行されません。

XFade Reload
このオプションを有効にした場合、次のクロスフェードを行うには、クロスフェード完了後に Xfader を 0 に戻す必要があります。

Output Filter
出力フィルタには、ワールドやフィルタ を割り当てることができます。ボタンをタップすると、以下のような Assignment Editor ポップアップが開きます。

The assignment editor is used to select a filter for a sequence.
一覧でワールドやフィルタをタップして出力フィルタを適用

エディタには 3 つのタブがあります。出力フィルタを削除するには Empty を選択します。Filter タブと World タブには、使用可能なフィルタとワールドが一覧表示されます。適用するフィルタやワールドをタップします。

割り当てられたワールドまたはフィルタに含まれるフィクスチャおよびアトリビュートは、出力フィルタを通過し、シーケンスによって出力できます。同じシーケンスが複数のエクゼキュータに割り当てられている場合、すべてのエクゼキュータは、そのシーケンスに割り当てられた出力フィルタを使用します。異なる出力フィルタを使用して同じキュー・データを再生するには、共有データを持つシーケンスを作成し、各シーケンスに異なる出力フィルタを割り当てます。 共有データを持つシーケンスについては キューとシーケンス を参照してください。

シーケンスに出力フィルタが適用されている場合、Sequence プールのボタンに小さな出力フィルタアイコン()が表示されます。

Priority
シーケンスの優先順位です。詳しくは キューの再生 で説明しています。

Soft LTP
Soft LTP 機能については キューの再生 で説明しています。

Playback Master
Playback マスターを選択します。選択した Playback マスター は、このシーケンスおよびそれに割り当てられた他のすべてのシーケンスの抑制マスターとして機能します。

Priority
シーケンスの優先順位です。詳しくは キューの再生 で説明しています。

Soft LTP
Soft LTP 機能については キューの再生 で説明しています。

Playback Master
Playback マスターを選択します。選択した Playback マスター は、このシーケンスやそれに割り当てられた他のすべてのシーケンスの抑制マスターとして機能します。

XFade Mode
CrossfadeA/XFadeA と CrossfadeB/XFadeB フェーダの動作モードを設定します。以下の2つのクロスフェード・モードがあります。

  • Split:
    2本のクロスフェーダは、現/次キューに対するマスターとして機能します。
  • AB:
    2本のクロスフェーダは、値を上昇/下降させる、いわゆるA/Bクロスフェーダとして機能します。

Object Action
オブジェクト・アクションをシーケンスに割り当てることができます。このアクションは、プール内でシーケンスをタップしたときに実行されます。割り当てたアクションを実行するには、プール設定で Use Object Action を有効にする必要があります。プール・オブジェクト上の大きなアイコンは、割り当てられたアクションを示します。


以下の値を使用できます。

  • None:
    プール・オブジェクトをタップしてもアクションを実行しません。
  • Pool Default:
    プールに設定されたアクションを使用します。
  • Select:
    シーケンスを選択します。
  • Flash:
    プール・オブジェクトを押している間、シーケンスをフラッシュします。
  • Go+:
    Go+ アクションを実行します。
  • Temp:
    プール・オブジェクトを押している間、Temp アクションを実行します。
  • Toggle:
    シーケンスのオン/オフを切り替えます。
  • Goto:
    キューを選択して Goto アクションを実行するためのポップアップを開きます。
  • Load:
    キューを選択して Load アクションを実行するためのポップアップを開きます。
  • Top:
    Cue Zero の後にある最初のキューをアクティブにします。

Speed

Speed や Rate を用いると、ショーをプログラムし直さなくても、保存されているタイムを調整できます。例えばフェードタイムが5秒に設定されていても、再生中に Rate Master でそれを調整できます。すべてのシーケンスは個別の Rate と Speed を持っていますが、それらをグローバルなマスターにリンクできます。これによって、複数のシーケンスのタイミングを同時に調整できます。詳しくは Speed マスター を参照してください。

Rate Master
シーケンスには Rate Master があり、共有のグローバルな Speed Master にリンクしたり、個別の Rate Master にしたりできます。このボタンをタップすると Select Rate Master ポップアップが開きます。

シーケンス個別の Rate マスターを使用するには None を選択し、グローバルな Speed マスターを使用するには該当するものを選択します。

Rate Scale
これを有効にすると、変数値の代わりに定義された段階に Rate が結びつけられます。ボタンをタップすると Select Rate Scale ポップアップが開きます。

対応する乗数/除数を適用するステップを選択します。これにより、選択した係数でレートが乗算/除算されます。

Speed Master
シーケンスには Speed マスターがあります。共有グローバル Speed マスターにリンクすることも、個別の Speed マスターを持つこともできます。このボタンをタップすると、Select Speed Master ポップアップが開きます。

シーケンス個別の Speed マスターを使用するには None を選択し、グローバルな Speed マスターを使用するには該当するものを選択します。

Speed Scale
シーケンスがグローバルな Speed Master (上述を参照)に割り当てられていると、Speed Scale を調整できて便利です。このボタンをタップすると Select Speed Scale ポップアップが開きます。

対応する係数でスピードを倍率変更するには、乗数または除数を選択します。

Speed from Rate
Rate に追随するように Speed をリンクさせます。

Protect

この設定グループは、さまざまな操作からシーケンスを保護するために用いられます。

Input Filter
プレイバック・フィルタについては、キューとシーケンス で詳しく述べられています。
このボタンをタップすると Assignment Editor ポップアップが開きます(上述の Output Filter を参照)。

ワールドやフィルタ内にあるフィクスチャとアトリビュートが、フィルタを通過してシーケンスに保存できます。

Swap Protect
これを有効にすると、このシーケンスは Swap 再生アクションから保護されます。詳しくは Swap キーワード を参照してください。

Kill Protect
これを有効にすると、このシーケンスは Kill 再生アクションから保護されます。詳しくは Kill キーワード を参照してください。

Include Link Last Go
この設定は、デフォルトでオンです。オフに設定すると、シーケンスを再生しても Sequence Sheet の LinkLastGo 機能はトリガーされません。

Use Executor Time
オフの場合、エクゼキュータは、保存されているタイミングを用いてキューを再生します。オンにすると、タイミングを上書きする Executor Time マスター・フェーダの影響を受けます。

Off when Overridden
この機能を用いると、シーケンス内のすべてのアトリビュートの制御が別シーケンスに移って、このエクゼキュータがアトリビュートを制御しなくなったとき、シーケンスを自動的にオフにできます。

Lock Sequence
オンの場合、シーケンスは変更に対してロックされます。ただし再生は可能です。

MIB

このグループは、シーケンスに対するMIB設定です。詳しくは Move In Black を参照してください。

MIB
シーケンス内で MIB を実行する方法を指定します。選択した値では、各キューやキューパートの設定に従うか、MIB を無効にするか、特定の MIB モードを強制できます。
強制値を選択すると、個々のキューやキューパートの MIB 設定は無視されます。

以下の値を使用できます。

  • Enabled:
    MIB は各キューやキューパートの設定に従います。
  • Never:
    シーケンス全体で MIB を無効にします。
    個々のキューやキューパートの MIB 設定は無視されます。
  • Force Early:
    MIB を実行可能なすべてのキューで、ディマーが閉じるとすぐに MIB を実行します。
    個々のキューやキューパートの MIB 設定は無視されます。
  • Force UponGo:
    MIB を実行可能なすべてのキューで、ディマーが閉じた後の次のキュー遷移中に MIB を実行します。
    個々のキューやキューパートの MIB 設定は無視されます。
  • Force Late:
    MIB を実行可能なすべてのキューで、ディマーが再び開く前のできるだけ遅いタイミングで MIB を実行します。
    個々のキューやキューパートの MIB 設定は無視されます。

MIB Mode
シーケンスで使用する MIB モードを指定します。キューまたはキューパートの MIB Mode が Default に設定されている場合にのみ適用されます。

以下の値を使用できます。

  • None
    シーケンス設定による MIB モードは適用されません。
  • Early
    ディマーが閉じるとすぐに MIB を実行します。
  • UponGo
    ディマーが閉じた後の次のキュー遷移中に MIB を実行します。
  • Late
    ディマーが再び開く前のできるだけ遅いタイミングで MIB を実行します。