Store キーは、何かを保存する際に用いられます。
プログラマの内容を保存する場合、何に保存されるかは、Store に続けて押したりタップしたりしたものによります。
以下にいくつかの例をあげます。
Store Cue 1 Please
これは、アクティブなプログラマ値をメイン・エクゼキュータのキュー1に保存します。
Store Color Pool Button 1
これは、アクティブな Color 値を、Color プリセット1に保存します。
Store Preset 4 . 1 Please
これは、プリセットタイプ4(大抵のムービングライトでは Color)のプリセット1に保存します。
既存内容を持つ場所に何かを保存しようとした場合、その方法を尋ねられます。多くの場合、以下のような同じ選択肢があります。
Merge では、その場所に値を追加します。
Remove では、アクティブな値を保存するのではなく、その場所から既存の値を削除します。
Overwrite では、アクティブな値を保存し、それ以外の値はすべて削除します。
Create Second Cue では、アクティブな値を新たな2番目のキューとして保存します。この選択肢は、キューが一つだけのキューリストに保存する場合に表示されます。
キーを押しながら Store キーを押すと、StoreLook コマンド になります。StoreLook でキューを保存すると、卓にあるすべてのフィクスチャについて現在のディマー値が保存されます。またディマー値が0よりも大きい場合、他のすべてのアトリビュートも保存されます。つまり、アクティブなプログラマ値だけではなく、すべてのディマー値と、ディマー出力があるフィクスチャのすべてのアトリビュートが保存されるわけです。
+ Store (= StoreLook コマンド) Cue 1 Please
これは、0より大きなディマー値を持つフィクスチャからのすべてのアトリビュートと、すべてのディマー値(0%のものも含む)で、キュー1をメイン・エクゼキュータに作成します。
StoreLook によって保存されたキューは、自動的に Protected に設定されます。Protected についての詳細は、キューの使い方 を参照してください。