タイムコードおよびタイムコード・ショーとは

タイムコードはタイミング信号です。信号は外部ソース(SMPTEまたはMTC)から得ることも、grandMA2 ソフトウェア上で生成することもできます。

このタイミング信号は、キューのトリガーとして用いることもできます。また、複雑なエクゼキュータ操作を行って、それを タイムコード・ショー として保存することも可能です。

 

grandMA2 は、八つ異なる外部タイムコード信号を同時に受信できます。これらは、タイムコード・スロット としてプールにまとめられています。

 

タイムコード・スロット

八つのタイムコード・スロットが Timecode Slots プールにまとめられています。


Timecode Slots プール - プールスタイル

このプールでは、他のすべてのプールとは異なり、削除、追加、移動、コピー、またはプール・オブジェクトの総数が変わるような操作はできません。八つのタイムコード・スロットがあり、それらを利用できますが、総数は変えられません。プールについての一般的な説明は、プールの概要 を参照してください。

プールのオプションで、下のようなシートスタイル表示に切り替えることもできます。


Timecode Slots プール - シートスタイル

ここで、八つタイムコード・スロットのそれぞれに対して、実際に変更可能な多くの内容を確認できます。詳しくは タイムコード・ショーの再生 を参照してください。

 

各タイムコード・スロットのタイムと状態は、セッション内に配信され、すべてのステーションで共有されます。どのステーションでも、信号をセッションに入力できます。信号を最初に受け取るのは、それを他に配信するステーションです。

タイムコード・スロットは、タイムコード信号を生成することもできます。セッション内のあるオペレータがタイムコードの生成を開始すると、他のすべてのステーションは、そのタイムコード信号に基づいてショーを実行できます。ジェネレータについては、タイムコード・ショーの再生 を参照してください。

 

Clock ウィンドウを、タイムコード・スロットのタイムを表示するために使用できます。また、基本的な生成の制御も可能です。


Clock ウィンドウ - タイムコード・スロット1

Clock ウィンドウのタイトルバーにある右から2番目のボタンで、表示するスロットを選択できます。

上の画面例では、Clock ウィンドウが、選択されているタイムコード・スロット1にリンクされています。Timecode Slots プールでは、選択されているスロットの名前部分(シートスタイルの場合は No. 列のセル)が緑の背景で表示されます。

 

新しいショーのデフォルトでは、ステーションの SMPTE または LTC 入力が、スロット番号1に割り当てられています。また、MIDI In ポートは、スロット番号2に割り当てられています。

これは、Setup -> Network -> MA Network Configuration -> Console または onPC で変更できます。ここには、MIDI TC および SMPTE TC という列項目があり、受信を信号するタイムコード・スロットを選択できます。

 


タイムコード・ショー

タイムコード・ショーには、複雑なエクゼキュータ操作を記録できます。Go や Goto のような操作だけでなく、フェーダの位置や動きも保存されます。

それらは、Timecode プールにまとめられています。プールスタイルでは、下のように表示されます。


Timecode プール - プールスタイル

他のプールとは異なり、最初の二つのプール・オブジェクトが、タイム情報を表示するオブジェクトに置き換えられています。 このエリアには、ステーションの入力に割り当てられているスロットからのタイムが表示されます。タイムコード・スロットについては、上述を参照してください。これは情報を表示するためだけのもので、何もできません。表示形式や色については、タイムコード・ショーの再生 を参照してください。

プールとしては、他と同様に動作します。一般的な説明は、プールの概要 を参照してください。

Timecode プールは、下のようなシートスタイルで表示することもできます。


Timecode プール - シートスタイル

ここでは、タイムコード・ショー毎により多くのオプションを確認できます。これらについて以下で説明します。

"Slot" 列に注目してください。ここで、内部タイムコード信号を用いてタイムコード・ショーを実行するか、あるいは、タイムコード・スロットの一つにリンクするかを選択できます。

 

Timecode プール・オブジェクトは、プールスタイルの場合でも多くの情報が表示されます。

プール・オブジェクトの下部には、シートスタイルの Name 列にあるタイムコード・ショーの名前と同じ情報が表示されます。

中央部のラインは明灰色で始まり、ショーの長さに対するタイム経過が、左から右に移動する緑色のバーで表示されます。非アクティブなショーでは、このラインが暗灰色になります。

ラインの上にはタイムコード・ショーの現在タイムが表示されます。これは Time 列の内容と同じです。

プール・オブジェクトの右上には、いくつかの再生シンボルが表示されます。同じシンボルは、Time 列にも表示されます。

タイムコード・ショーがタイムコード・スロットにリンクされている場合、プール・オブジェクトにその番号が表示されます。選択されているタイムコード・スロットの場合、番号は緑に、そうでない場合は白になります。

 


Timecode View

記録されたタイムコード・ショーは、Timecode View ウィンドウで表示できます。


Timecode View ウィンドウ

このウィンドウには、タイムコードの再生状態と現在タイムが表示されます。これは表示専用で、ショーを編集することはできません。

Timecode View は Timecode Editor とよく似ています。ただし、エディタにはより多くのオプションがあります。Timecode Editor の詳細や、このビューについては、タイムコード・ショーの編集 を参照してください。