タイム範囲とマーカは、タイムライン上に描画される指定領域です。これらには、名前を付けたり、アピアランスを割り当てたりできます。マーカは、トラックグループのタイムライン・セクションに作成され、トラックグループ下のすべてのトラックに適用されます。タイム範囲は、トラックのタイムライン・セクションに作成され、そのトラックに固有のものです。
タイム範囲とマーカは、タイムコード・ショーのナビゲートや表示をより分かりやすくするためのツールです。これらは、タイムコードの再生や記録には影響しません。
トラックが追加されると、そのトラックのための新しいタイム範囲が作成されます。その長さは、タイムコード・ショー全体の長さに設定されます。タイムコード・ショーの長さの設定については、タイムコードの設定 を参照してください。
イベントは、タイムライン上に配置されたタグで、トークン を割り当てることができます。
トークンは、Timecode View の Text 表示や、エンコーダバーの Event エンコーダで割り当てられます。詳しくは 表示モードの切り替え を参照してください。
カーソル(緑のタイムライン)がイベントに達すると、割り当てられているタグが実行されます。
ツールバーを用いて、イベントやタイム範囲の選択、追加、削除、移動、サイズ変更などを行えます。
タイムコード・ツールバーを有効にするには、タイトルバーの Setup をタップしてください。
Timecode View の左側にツールバーが表示され、エンコーダバーがタイムコード用のものに切り替わります。
ツールバーでタイム範囲やイベントを編集するには、最初にターゲットを指定する必要があります。タイトルバーの Select target を長押しすると Selection Target Type ポップアップが開きますので、Time Ranges または Events を選んでください。
をタップし、タイムラインのタイム範囲やイベントをタップしてください。選択したイベントは黄色で、タイム範囲は黄枠で表示されます。
トラックにイベントを追加するには、 をタップし、タイムラインの追加したい場所をタップしてください。
タイム範囲を追加するには、 をタップしてから以下のいずれかを行ってください。
イベントやタイム範囲を削除するには、 をタップし、削除対象をタップしてください。
イベントやタイム範囲を移動するには、 をタップし、タイムラインに沿ってセレクションをドラッグしてください。
をタップし、タイム範囲上の任意の場所をドラッグすると、そのサイズが変わります。左にドラッグするとタイム範囲の長さが短くなり、右にドラッグする長くなります。このツールは、ターゲットが Time Ranges の場合に有効となります。
イベントやタイム範囲は、 (カット)、 (コピー)、および (ペースト)が可能です。
をタップすると、カーソル位置にイベントが追加されます。これは、記録中にイベントを追加するのに便利なツールです。
をタップすると、カーソル位置に複数のイベントが追加されます。
イベントが追加されます。
カーソル位置にマーカを追加するには、 をタップします。
カーソル位置に素早くマーカを追加するには、+M をタップします。これは、記録中にマーカを追加するのに便利なツールです。