サークル・フェイザーの作成
このトピックでは、単純なサークル・フェイザーの作成方法の一例を示します。これは、絶対ポジション値を用いて、常に特定の円周上をライトが移動します。いろいろな絶対ベースポジションで利用できる相対サークル・フェイザーの作成については、Position プリセットによるサークル・フェイザーの作成 を参照してください。
必要条件:
- 何台かのムービングライトがパッチされたショー(例: Demo Show)。
- Phaser Editor ウィンドウを開いてください。
- 必須ではありませんが、3D ウィンドウ にフィクスチャを配置していると便利です。
以下の手順で、サークル・フェイザーを作成します。
- 目的のフィクスチャを選択し、それらをフル点灯します。
Phaser Editor の青い2Dグリッドの中央に白いビームが表れます。
- エディタの左側にある A+ ボタンをタップします。
- 青いグリッド内のどこか(例: 中央のすぐ下)をタップします。

Phaser Editor - フィクスチャ点灯、一つの絶対ポジション
最初の絶対ポイントが作られ、フィクスチャがそこに移動します。これはステップ1の絶対ポジション値です。
- 青いグリッド内で別の場所をタップすると、2番目の絶対ポイントが作られます。
最初のポイントに対して垂直の90°の位置をタップしてください。その際、水平の青いラインを越えなくようにしてください。ラインを越えると、円ではなく八の字になってしまいます。

二つの絶対ポジション - 各ステップに一つ
フィクスチャは、二つの絶対ポイント(二つのステップ)の間を移動するようになります。
- Select All Steps ボタン(
)をタップします。
両方のステップが選択されます。
- Move Handle ボタン(
)をタップします。
- 一方のポイントをタップし、直角方向にドラッグします。
- 適切な円を描くようになったら、画面を離してください。

フィクスチャが円周上を移動
- 左側メニューで Edit phase ボタン(
)をタップします。
- 右側メニューで 360 をタップします。
フィクスチャが、フォームにそって均等に分散されます。
完成すると以下のようになります。

完成したサークル・フェイザー
Phaser Editor の Change Phase パートでは、横軸が位相値となるグリッドで、各フィクスチャを黄色のドットとして表示します。
これでサークル・フェイザーが完成し、キューやプリセットに保存できるようになりました。
重要
上の手順にそのまましたがうと、フェイザーの最初のステップでディマー値がアクティブになります。サークル・フェイザーにポジション値だけを含めたい場合は、保存する前に Dimmer アトリビュートを非アクティブにしてください。