タッチ操作

grandMA3 ユーザマニュアル » ワークスペース » タッチ操作 Version 2.0

grandMA3 卓では、タッチ操作によって素早いナビゲーションや設定操作が可能です。

tap

  • タップ

画面を指先で短くタッチします。


tap_and_hold

  • タップ&ホールド(長押し)

少なくとも1秒間、画面をタッチしたままにします。


zoom

  • ズーム

指二本で画面にタッチしてから、指幅を広げたり縮めたりします。


resize

  • サイズ変更
  1. 片方の指でタイトルバーまたはタイトル部分をタッチします。
  2. そのままもう一方の指で、画面の任意の場所を短くタップします。
  3. 両方の指を離します。
  4. ウィンドウのサイズが変わります。

1_finger_swipe

  • 1本指スワイプ

タッチしてから、上下または左右方向に指を滑らせます。


2_finger_scroll

  • 2本指スクロール

ウィンドウ内でスクロールするには、2本指で画面をタップし目的の方向にドラッグします。

ヒント
マウスを利用する場合、マウスの右ボタンと左ボタンを押したままマウスを動かしてください。

3_or_more_finger_scroll

  • 3本指以上でスクロール

必要条件:

  • ユーザ定義エリアの高さや幅を、利用可能な画面スペースよりも大きく設定します。詳しくは ディスプレイの構成 を参照してください。

利用可能な画面スペース内でユーザ定義エリアをスクロールするには、3本以上の指で画面をタップし目的の方向にドラッグします。

ヒント
マウスを利用する場合、macOS では option キーを Windows では Alt キーを押したまま、マウスの右ボタンと左ボタンを押しながら動かしてください。

drag_and_drop

  • ドラッグ&ドロップ

この操作は、ユーザ定義エリア内のウィンドウ、および特定グラフィカル・エディタ(3D、Layout、Phaser Editor、Timecode ウィンドウなど)内のオブジェクトや要素の移動とサイズ変更に用いられます。

  1. 1本指でタップしたままにします。
  2. 目的の位置まで指を移動します。
  3. 指を離してください。

two_finger_edit

  • 2本指編集

シートや他の類似グリッドの場合:
ユーザプロファイルの Precise Edit 設定が、シートや他の類似グリッド(Macro Editor、Patch メニューなど)における2本指編集の動作を指定します。

Precise Edit 無効:

  1. 目的のセルをタップします。
  2. そのセルの同じウィンドウ内の任意の場所を2本指でタップします。

Precise Edit 有効:

  1. 目的のセルを1本指で長押しします。
  2. 同じ画面上の任意の場所を、2本目の指でタップします。
  3. 両方の指を離します。

プールの場合:
Precise Edit 設定は、プール・オブジェクトに対する2本指編集の動作に影響しません。プール・オブジェクトを編集するには、上の 「Precise Edit 有効」の手順に従ってください。

Precise Edit などのユーザプロファイル設定については、ユーザ設定 を参照してください。


  • 画面エンコーダとロータリー・ノブ

画面エンコーダおよびロータリー・ノブの動作(Rotate/Drag スタイル)は、User Profile Settings で設定します。
User Profile Settings には、ユーザプロファイルに適用されるすべての設定があります。詳しくは ユーザ設定 を参照してください。

Rotate スタイル

ユーザインターフェースで、タッチ操作によって値を変更するには、以下のようにします。

  1. 目的のエンコーダ・アイコンをタップしたままにすると、アイコンが暗くなります。
  2. そのまま、仮想エンコーダの中心の周りに、変化させたい方向に円を描きます。時計回りに回すと値が増加、反時計回りに回すと値が減少します。
  3. 必要に応じて、ポインタを中心から離れた場所にドラッグして円を描くと、円が大きいほどコントロールの分解能が高くなります。

画面エンコーダについては エンコーダ・ツールバー を参照してください。画面ノブの詳細については、エクゼキュータとは を参照してください。

Drag スタイル

画面エンコーダ(ノブを含む)を指で操作するには、以下のようにします。

  1. エンコーダをタップしたまま、エンコーダの外側までドラッグして指を離します。
  2. フェーダ・ポップアップが開きます。ドラッグした方向に応じて、横または縦型のポップアップになります(下の画面例を参照)。
  3. フェーダ領域にタッチします。
  4. そのままバーの方向にドラッグすると、値が変わります。
  5. 目的の値になったら、指を離してください。
  6. ポップアップの外側で指を離すと、ポップアップは自動的に閉じます。
  7. フェーダをタップすると電卓が開きます。
  8. ポジションを1秒以上保持すると、フェーダ値がロックされます。

以下は、横型フェーダ・ポップアップの例です。

Image showing the Drag style of the encoder pop-up
横型フェーダ・ポップアップ

ノブとエンコーダでは、少し動作が異なります。

ポップアップの -+ ボタンを用いると、値を10%ずつ変更できます。ノブの左回転と右回転にコマンドが割り当てられている場合、それらが -+ ボタンに表示されます。

Resolution タップすると、利用可能な分解能に切り替わります。ノブの場合は、SlowFast があります。エンコーダには、物理エンコーダで利用できる分解能があり、選択した値に応じて、ポップアップでフェーダを動かした時の変化が異なります。

エンコーダには通常、CoarseFineIncrement、および Native という複数の分解能があります。詳しくは エンコーダの分解能 を参照してください。

各エンコーダ・ポップアップには、エンコーダに割り当てられているフェーダ機能が表示されます。