Clone キーワード

grandMA3 ユーザマニュアル » コマンド構文とキーワード » 一般キーワード » Clone Version 2.0

Clone キーワードをコマンドラインに入力するには、以下のいずれかを行ってください。

  • MA + X1 と押す。
  • Clone を入力。
  • ショートカットの Clo を入力。

説明

Clone は、ショーファイル全体を通して、あるフィクスチャやセレクションから別のフィクスチャにデータを複製します。プログラマにある値だけを適用する方法については、At キーワード を参照してください。

構文

Clone [オブジェクト] ["オブジェクト名" または オブジェクト番号] At [オブジェクト] ["オブジェクト名" または オブジェクト番号] (If [オブジェクト] ["オブジェクト名" または オブジェクト番号] /Option)

オプション・キーワード

Clone キーワードでは、以下のオプション・キーワードを使えます。



  • ショーデータ全体をフィクスチャ1からフィクスチャ2にクローン化します。
User name[Fixture]>Clone Fixture 1 At Fixture 2

Clone ウィンドウが開きます。

Clone ウィンドウ

一般的なユーザインターフェースによるクローン化については、クローン を参照してください。

  • フィクスチャ1と2からのデータを、シーケンス1〜10にだけ含まれるグループ10のフィクスチャにクローン化します。
User name[Fixture]>Clone Fixture 1 + 2 At Group 10 If Sequence 1 Thru 10

 

  • データプール1内のすべてのオブジェクトで、フィクスチャ1〜12をフィクスチャ101〜112にクローン化します。
User name[Fixture]>Clone Fixture 1 Thru 12 At Fixture 101 Thru 112 If DataPool 1

詳しくは データプール を参照してください。

 

  • フィクスチャ1の Pan アトリビュートを、フィクスチャ2の Tilt アトリビュートにクローン化します。
User name[Fixture]>Clone Fixture 1 Attribute "Pan" At Fixture 2 Attribute "Tilt"
ヒント
プリセットとキュー・データをクローン化する場合、デスティネーション・オブジェクトから参照されるすべてのプリセットも自動的にクローン化されます。
ヒント
構文:
Clone [ソース・オブジェクト] ["オブジェクト名" または オブジェクト番号] At [デスティネーション・オブジェクト] ["オブジェクト名" または オブジェクト番号] (/オプション)
は、
[デスティネーション・オブジェクト] ["オブジェクト名" または オブジェクト番号] At [ソース・オブジェクト] ["オブジェクト名" または オブジェクト番号] (/オプション)
と同じ結果になります。
上述のすべてのオプションは、どちらの構文でも同様に機能します。Clone キーワードを使わないでクローン化を行う場合、構文内のソースとデスティネーションの位置が入れ替わることに注意してください。
詳しくは At キーワード を参照してください。