grandMA3 ユーザマニュアル » コマンド構文とキーワード » 一般キーワード » Executor | Version 2.0 |
Executor キーワードをコマンドラインに入力するには、以下のいずれかを行ってください。
Executor は、他のオブジェクトのコントロールハンドルとして用いられるオブジェクト・キーワードです。
Executor オブジェクトに対するデフォルト機能は Select です。機能を指定しないでエクゼキュータを呼び出すと、そのエクゼキュータに割り当てられているオブジェクトが選択されます。このセレクションは、100mmフェーダ・セクションによっても制御可能になっています。
機能を適用したり、エクゼキュータ・オブジェクトが対応していないプロパティを参照した場合、コマンドはその子(キー、フェーダ、またはエクゼキュータに割り当てられているオブジェクト)に渡されます。
Executor [エクゼキュータID]
Select Page [ページID] Executor [エクゼキュータID]
Set Executor [エクゼキュータID] [設定] = [設定オプション]
コマンドラインから設定できるの項目は以下の通りです。
設定 | 設定オプション | 説明 |
---|---|---|
Key | Go+ など | エクゼキュータ・キーの割り当て |
Fader | Master など | エクゼキュータ・フェーダの割り当て |
Encoder | Master など | エクゼキュータ・エンコーダの割り当て |
EncoderLeft | <<< など | 反時計方向に回したときのエクゼキュータ・エンコーダの割り当て |
EncoderRight | >>> など | 時計方向に回したときのエクゼキュータ・エンコーダの割り当て |
KeyCmd | Go+ など | エクゼキュータ・ボタンを押したとき実行されるコマンド |
EncoderRightCmd | <<< など | エンコーダを反時計方向に回したときに実行されるコマンド |
EncoderLeftCmd | >>> など | エンコーダを時計方向に回したときに実行されるコマンド |
MAKey | Go+ など | MA キーと一緒に押したときのエクゼキュータ・キー割り当て |
MAFader | Master など | MA キーを押しているときのエクゼキュータ・フェーダ割り当て |
MAEncoder | Master など | MA キーを押しているときのエクゼキュータ・エンコーダ割り当て |
MAEncdoerRight | <<< など | MA キーを押しながら反時計方向に回したときのエクゼキュータ・エンコーダ割り当て |
MAEncoderLeft | >>> など | MA キーを押しながら時計方向に回したときのエクゼキュータ・エンコーダ割り当て |
MAKeyCmd | Go+ など | MA キーと一緒にエクゼキュータ・ボタンを押したとき実行されるコマンド |
MAEncoderRightCmd | <<< など | MA キーを押しながらエンコーダを反時計方向に回したときに実行されるコマンド |
MAEncoderLeftCmd | >>> など | MA キーを押しながらエンコーダを時計方向に回したときに実行されるコマンド |
PrimaryAssignmentChanged | 情報のみ(後述を参照) | |
SecondaryAssignmentChanged | 情報のみ(後述を参照) | |
Width | 1〜5 | エクゼキュータ幅 |
Height | 1〜4 | エクゼキュータ高 |
Object | エクゼキュータが制御するオブジェクト | |
Config | エクゼキュータによって用いられるエクゼキュータ構成 | |
TotalPrimaryAssignmentChanged | 情報のみ(後述を参照) | |
TotalSecondaryAssignmentChanged | 情報のみ(後述を参照) | |
以下の4つの情報設定は、使用されているエクゼキュータ構成について行われた変更に関するものです。PrimaryAssignmentChanged は、MA キーが押されていないときのエクゼキュータ割り当てです。SecondaryAssignmentChanged は、MA キーが押されているときのエクゼキュータ割り当てです。"Total" で始まる2つのプロパティは、拡張されたエクゼキュータ全体についてのもので、エクゼキュータがエクゼキュータ高/幅で拡張された範囲内にある場合に関係しています。 これらの情報設定は変更できません。ソフトウェアによって自動的に更新されます。
詳しくは、エクゼキュータへのオブジェクト割り当て および Executor Configurations を参照してください。
User name[Fixture]>Delete Executor 205 |
エクゼキュータの割り当てが削除されるだけで、割り当てられているオブジェクトは削除されません。
User name[Fixture]>Delete Executor 205 Cue 3 |
User name[Fixture]>Select Page 4.102 |
User name[Fixture]>Set Executor 201 "Key" = "Flash" |
詳しくは エクゼキュータとは を参照してください。