grandMA3 ユーザマニュアル » タイマー | Version 2.0 |
Timer プールを利用して、Stopwatch や Countdown タイマーを管理できます。
プールは、他のウィンドウと同様に作成できます(ウィンドウの追加 を参照)。
Timers プールには、タイトル・フィールドの右上隅にアイコンで示されるデフォルト・アクションがあります。デフォルト・アクションは Toggle () です。 デフォルト・アクションは、コマンドラインで有効なキーワードを指定せずにプール・オブジェクトがタップされたときに適用されます。 詳しくは ウィンドウの設定 - プールのデフォルト・アクション を参照してください。
タイマーには、Stopwatch と Countdown の2種類があります。これらについては、それぞれの下位トピックを参照してください。
Timer プールのオブジェクトは、2種類のいずれかのタイマーになります。
タイマーを他方のタイプを切り替えると、動作中のタイマーは停止してリセットされます。
最初のプール・オブジェクトは Stopwatch です。編集できないようにロックされていますが、利用可能です。
タイマーは、プール・オブジェクトや Timer キーワード によって制御できます。
アクティブなタイマーのプール・オブジェクトには、その下部にタイムとプログレスバーが表示されます。また、Running Playbacks ウィンドウ でも確認できます。
タイマーが動作していると、タイマーのプール・オブジェクトの右上隅に、Stopwatch では 、Countdown では アイコンが緑で表示されます。また一時停止しているタイマーには アイコンが表示されます。停止している場合、アイコンは表示されません。
タイマーは、エクゼキュータに割り当てられます。詳しくは エクゼキュータへのオブジェクト割り当て を参照してください。
タイマーの動作状態は、ショーファイルには保存されません。ショーファイルにはタイマーのタイムが保存され、再度読み込まれると、一時停止の状態で保存されたタイムになります。
タイマーには、ElapsedTime という読み取り専用プロパティがあります。これによって、現在のタイマー値を読み取ることができます。
種々のタイマープロパティは、コマンドラインに以下のコマンドを入力することで、Command Line History に一覧表示できます。
User name[Fixture]>List Timer |
Go+ コマンドは、タイマーを開始したり、オフまたは一時停止状態をオンに切り替えたりできます。これによって、リアルタイムにカウントアップまたはカウントダウンが始まります。
動作中のタイマーは一時停止できます。これによって、現在のタイムが保持されます。Go+ コマンドでタイマーを再開した場合、後述の Restart Option 設定によって、タイマーを再スタートされたり継続動作させたりできます。
Top コマンドは、タイムをリセットします。動作中のタイマーは、継続して動作します。一時停止している場合は、タイムがリセットされて停止します。
Flash および Temp コマンドによってタイマーをトリガーできます。タイマーは、これらの機能がアクティブな間は実行され、コマンドが停止されると一時停止します。例えば、Flash エクゼキュータ・ボタンを押している間、Stopwatch を実行できます。
タイマーを停止すると、Stopwatch の場合はタイムがゼロに、Countdown の場合は設定されたタイムにリセットされます。
タイマーは手動で実行するだけでなく、特定のシーケンス・アクションで自動的にトリガーすることもできます。詳しくは、後述の設定を参照してください。
Clock Viewer によって、タイマーの表示や制御が可能です。そのためには、Clock Source を Timer にしてから、Timer で目的のタイマー・オブジェクトを選択します。
タイトルバーのコントロールは、選択したタイマーの種類に合わせて変わります。
新しいタイマーは、空のプール・オブジェクトを編集することで作成できます。
Timer プール・オブジェクトを編集すると、Timer Editor が開きます。
2種類のタイマーに共通する以下のような設定があります。
タイマーには色が指定されています。これは、Clock Viewer と、プール・オブジェクトの下部に表示されるバーで用いられます。
Stopwatch のデフォルト文字色は白です。Countdown では、カウントダウン中はタイマー下部のバーの数字が赤で、確認時には緑で表示されます。
これら色は、タイマーごとに変更できます。
Format 列には、以下の2つの設定があります。
これらは、Timer オブジェクトごとに利用できます。詳しくは ユーザ設定 を参照してください。
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