ビューとウィンドウ設定

前章では、何台かのディマー・フィクスチャを追加しました。

次は、これらのフィクスチャを確認するウィンドウを表示するための画面設定を行います。

インターフェースの概要

まず、インターフェースについて簡単に見ておきましょう。

これは、grandMA3 onPC の Display 1 です。

この画面には、以下のような六つの領域があります。

  1. コントロールバー - grandMA3 onPC を利用する際に役立ちます。さまざまなウィンドウやメニューへのショートカットがあります。
  2. タイトルバー - Windows/Mac のタイトルバーです。ディスプレイ番号、ソフトウェア・バージョン、およびショーファイル名が表示されます。
  3. ユーザ定義エリア - さまざまなウィンドウを配置したビューを作成できます。
  4. コマンドライン - ここには、さまさまなメニューに素早くアクセスできるインジケータやボタンがあります。中央部分は、コマンドを書き込むための コマンドライン入力 です。
  5. エンコーダバー - フィクスチャのさまざまなアトリビュートに値を適用するためによく用いられます。 右側には、卓のグランドマスターに対応するコントロールがあります。
  6. ビューバー - このバーには、ビューボタンというボタンがあり、さまざまなビューを保存したり呼び出したりできます。

grandMA3 onPC の場合、インターフェースは動的に調整されます。ユーザ定義エリアは、ディスプレイのサイズに応じて拡大/縮小できます。

一部の領域を隠したり、インターフェースのスケーリングを行ったりすることもできます。設定は、Configure Display ポップアップで行います。これを開くには、コントロールバーにある アイコンをクリックして Menu ポップアップを表示し、Configure Display をクリックしてください。

ここでは、各領域のオン/オフを切り替えられます。オンまたは選択されているものは、黄色い文字で表示されます。

Width と Height は、ユーザ定義エリアのサイズをグリッド数で指定します。Scale は、インターフェース全体のスケーリングを指定します。

定義済みビュー

ここで言うビューとは、ユーザ定義エリアにおけるウィンドウ配置のことです。ビューは、保存して呼び出すことができます。それらは、インターフェースの右側にある ビューバー のボタンに割り当てることが可能です。

ビューに加えた変更を保持したい場合は、そのビューを再度保存するだけです。

新しいショーファイルには、便利な定義済みビューがいくつかあります。

Fixture というビューボタンをクリックしてみてください。

ディスプレイのサイズによっては、下や右側が切れて表示される場合があります。これは、保存されているビューが、ユーザ定義エリアの現在のサイズよりも大きいためです。

ビューが大きいと、ユーザ定義エリアの周りに細い茶色の枠が表示されます。この場合、スクロールバーが表示され、ビューの他の部分にスクロールできます。タッチ画面の場合は、3本指スクロールによって、ユーザ定義エリア内でビューを移動させることもできます。

Fixture Sheet

独自のビューを作成してみましょう。まず、ユーザ定義エリアを空の状態にします。

ここでも、Menu ポップアップを用います。 アイコンをクリックするか、Menu キーを押してください。

すべての画面の右下に小さな Display ポップアップが表示されますので、その中の Delete This Screen をクリックしてください。

これで、ユーザ定義エリアが空になります。

ショーにあるフィクスチャのディマー値を表示するウィンドウを作成します。これまでのところ、ディマー・フィクスチャしかありません。

ユーザ定義エリアの左上隅をクリックしてください。

Add Window ポップアップが表示されます。 このポップアップでは、システム内のすべてのウィンドウにアクセスできます。それらは、いくつかのタブにまとめられています。"All" というタブには、すべてのウィンドウがアルファベット順に並べられたリストがあります。

必要なのは Fixture Sheet というウィンドウです。これは、Common タブの中にあります。Common タブを選んで、Fixture をクリックしてください。

これで、ユーザ定義エリア全体を占める Fixture Sheet ができます。

このウィンドウでは、各フィクスチャが行として表され、それらのアトリビュート(この場合はディマーのみ)が列として表示されます。

Blinders フィクスチャは折りたたまれていて、子フィクスチャは表示されていません。これらは、左端列の上部、または Name 列の Blinder の横にある白い三角マークをクリックすることで展開できます。

ディマー値だけを確認したい場合、ウィンドウの外観を変更できます。これは、ウィンドウの Settings (設定)で行います。すべてのウィンドウの左上隅には MA のロゴがあり、これをクリックすること、そのウィンドウの設定が開きます。

設定内容はウィンドウによって異なります。設定には、一般的なものと、特定のタイプのウィンドウに固有のものがあります。多くの場合、設定はタブにまとめられています。ここでは、Display タブにある Sheet Mode という設定を変更します。表示が Channel になるまで SheetMode をクリックしてください。

Settings は、以下のようになるはずです。

これで Fixture Sheet には、FIF とディマー値を示すタイルだけが表示されるようになります。

ウィンドが大きすぎる場合は、右下隅にある でサイズを変更できます。これをクリックしたまま、ユーザ定義エリア内でドラッグし、適切な位置で離してください。

ビューの保存

右側にあるビューボタンの一つに、新しいビューを保存しましょう。

まず、新しいビューのためのボタンをクリアします。

そのためには、'Delete' キーを押す必要があります。grandMA3 onPC の場合、卓の Command Area (コマンド・エリア)にある物理キーを画面として表示できます。これを開くには、左側のコントロールバーにある アイコンをクリックするか、キーボードの F3 を押します。閉じたい場合は、右上隅の X をクリックするか、F3 をもう一度押してください。
以下ではキーを「押す」と書いていますが、grandMA3 onPC の場合、画面上の Command Area のキー表示をクリックすることを意味しています。

そこで、Delete を押し、Command Area ポップアップを閉じてから、右側のビューボタンをクリックします。これで、ビューボタンが空になります。

次に、ユーザ定義エリアの現在の状態を、空にしたビューボタンに保存します。

'Store' キーを押す代わりに、コマンドライン入力を使ってみましょう。

"Admin[Fixture]>" と表示されているコマンドライン入力をクリックします。そして、以下のように Store と入力してください。

Admin[Fixture]>Store

次に、空のビューボタンをクリックすると、Store View Options が開きます。

ここでは、"Internal 1" というディスプレイにウィンドウを保存しようとしていることが分かります。ビューには名前を付けられます。Label 欄に Dimmer と入力したら、OK をクリックしてください。

これで、ビューがボタンに保存され、いつでもそれを呼び出すことができます。

Command Line History

表示しておくと便利なものの一つに Command Line History ウィンドウがあります。

ユーザ入力に対して卓がどのように反応するかを確認できると、しばしば便利です。Command Line History ウィンドウには、継続的に多くの情報が表示されます。ユーザ入力がソフトウェアによってどう解釈されたか、あるいは、失敗したりエラーが発生したりしていないかが分かります。

すべての情報を気にして戸惑わないでください。必要に応じて確認します。

では、ウィンドウを作成しましょう。

Fixture Sheet を作成したときは、ウィンドウがユーザ定義エリア全体を占めるように左上隅をクリックしましたが、今度は別の方法で行います。

Fixture Sheet の下をクリックしたままドラッグし、ウィンドウに必要なサイズの四角を描いてから離してください。

Add Window ポップアップが再び表示されますので、Common タブで Command Line をクリックします。

これで、Command Line History ウィンドウが表示されます。

必要なら、サイズを調整することもできます。

ウィンドウのタイトルバーをクリックしたままドラッグすると、ウィンドウを移動できます。十分なスペースがない場合は、右側と下部で自動的にウィンドウ・サイズが変更されます。

ビューの更新

ウィンドウのサイズ、位置、外観が適切に設定できたら、これをビューボタンに再度保存しましょう。

これまで説明したいずれか方法で、コマンドラインに Store コマンドを入力し、ビューボタンをタップしてください。 Store View Options ポップアップで OK をクリックし、名前と保存操作を確定します。

以下の画面例では、Fixture Sheet Settings にある #Columns オプションを15に変更して、シートを見やすくしています。

これを見ると、「なぜシートにフィクスチャ1が二つあるのか?」と思うかもしれません。右下隅にあるのは、実際にはシステムが自動的に作成した仮想的な Universal フィクスチャです。これは、Fixture 1 ではなく Universal 1 です。Universal フィクスチャには、最も一般的な機能のいくつかが含まれています。今のところ、これについては無視しておいてかまいません。

ショーは保存しておいてください。


要約

この章では、ユーザ・インターフェースとコマンドライン入力について簡単に紹介しました。

また、ユーザ定義エリアにウィンドウを作成し、それらの設定や配置をビューボタンに保存する方法についても見てきました。

詳細については、ユーザマニュアルの ウィンドウ、ビュー、およびメニュー というセクションを参照してください。

Fixture Sheet の詳細については、Fixture Sheet を参照してください。

コマンドラインと Command Line History ウィンドウについては、コマンドライン を参照してください。

次の章 では、ディマーの制御を行います。