プリセットの編集や更新

grandMA3 ユーザマニュアル » プリセット » プリセットの編集や更新 Version 2.2

既存のプリセットを編集できます。プリセットの値は、Fixture モードの Fixture Sheet で確認できます。

重要
プリセットを編集すると、値がプログラマに呼び出され、Blind モードが先に有効化されていない限り、これが出力に送られます。
  1. Edit を押します。
  2. 編集したいプリセットをタップしてください。Fixture Sheet の境界枠が緑色(同じユーザの他のステーションでは黄色)に変わり、フィクスチャが選択され、その値がアクティブになってプログラマに入ります。Edit が点滅し始めます。

シートには、プリセットやアトリビュート値を利用できるフィクスチャが表示されています。

Fixture Sheet - Edit モード

上例では、Global および Selective プリセットが表示されています。Global データは、Global IDTypes のためのものです。そのフィクスチャタイプのフィクスチャは、Global フィクスチャタイプから値を取得します。Selective データは、IDType が Fixture の8台のフィクスチャです。

  1. プログラマで値を編集します。Update が点灯します。
  2. 値がよければ、Update Please と押してください。

プリセットの更新を確認するためのポップアップが開きます。

更新の確認ポップアップ
  1. OK をタップすると更新が確定します。Cancel では、プリセットを更新せずに Update メニューに戻ります。
ヒント
何も保存せずに Edit モードを解除するには、Esc を押します。

既存プリセットの更新

プログラマに呼び出された後に値が変更されたプリセットは、更新することができます。

更新可能な値がある場合、Update が点滅します。Update メニュー を開くには、キーをタップしてください。

Update メニュー

メニューの左側に、更新可能なプリセットが一覧表示されます。

The active update settings can be seen in the header of the preset tab. Tapping the right-pointing arrow (see the Update Cue side in the example image above) unfolds the settings, which can be edited.

Preset Update Mode は、プリセットを更新する際に関連するものです。以下の2つのモードがあります。

  • Original Content Only:
    このモードでプリセットが更新された場合、既存のアトリビュート値だけが更新されます。
  • Add New Content:
    既存のアトリビュート値が更新され、新しいアトリビュート値がプリセットに追加されます。

The mode can be toggled by tapping Preset Update Mode.

The Preset Mode defines how the preset values are updated.

これは、プリセットを更新する際に用いるモードを設定します。AutoSelectiveGlobalForceGlobal、および Universal という選択肢があります。これらについては、プリセット で説明されています。

ここで設定したモードは、Store Settings で選択したデフォルトのモードとは連動しません。

Input Filter 設定は、プリセットの更新時にも用いられます。更新時の入力フィルタのオン/オフを切り替えられます。入力フィルタの詳細については、プリセットの新規作成 を参照してください。

適切な設定が選択されると、メニューで目的のプリセットをタップして更新できます。

Absolute および Relative レイヤは、プリセットの更新において個別に処理されます。

既存の Absolute レイヤ値を持つプリセットに Relative レイヤ値を追加する場合、そのプリセットがすでに使用されているキューには Relative 値が自動的に追加されません。また逆に、既存の Relative レイヤ値を持つプリセットに Absolute レイヤ値を追加する場合も、そのプリセットがすでに使用されているキューには Absolute が自動的に追加されません。プリセットをリキャストすると、すべてのレイヤからの情報が関連するキューに追加されます。リキャストは、Preset Editor やコマンドラインによって行えます。詳しくは Recast キーワード を参照してください。

更新されたプリセットを参照するレシピ・プリセットは、期待通りになるように再クックする必要があります。また場合によっては、キューを再クックする必要があります。

プリセット・オブジェクトの編集

プリセット・オブジェクトは、Edit ポップアップで編集できます。これは、Swipey メニューまたは EditSetting キーワード によってアクセスできます。

設定を含むプリセット・オブジェクトの編集

上部にある設定は、プール全体の設定と同様ですが、ここでは特定のプリセットに対して設定を行えます。個々のプリセットに対する設定は、プール全体の設定よりも優先されます。設定については プリセットプール を参照してください。

There are some extra settings here.

The first is called MAgic. It is a toggle button that changes the behavior when the preset is called into the programmer.

MAgic は、MAgic プリセットに対して用いられます。MAgic プリセットの作成や利用については、プリセットの新規作成 を参照してください。

もう1つは「レシピ・テンプレート」です。詳しくは レシピ・プリセット を参照してください。

上部の設定は、タイトルバーの Settings ボタンで表示/非表示を切り替えられます。

エディタの残りの部分は、レシピ行のための設定です。詳しくは レシピ・プリセット を参照してください。