スクリブルの作成

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ヒント
スクリブルは、Scribble プールで、あるいはオブジェクトに名前を付ける際に作成できます。

Scribbles プールでのスクリブル作成

スクリブルは Scribbles プール保存されます。

Scribbles プール内のオブジェクトを編集するには、以下の3つのいずれかで行います。

  • Edit を押して、Scribbles プール内のオブジェクトをタップします。
  • プール・オブジェクトで Swipey コマンド を開き、Edit を選択します。
  • コマンドラインを使用します。コマンドラインを用いたオブジェクトの編集のついては、Edit キーワード を参照してください。

Edit Scribble ポップアップが開きます。

既存のプール・オブジェクトを編集する場合、Scribble Editor はスクリブルの現在の状態で開きます。

スクリブルを描くには、ポップアップの左側にあるパッド上で指を動かしてください。


Edit Scribble ポップアップ

Scribble Editor での変更は、Scribble プール・オブジェクトにすぐに適用されます。


スクリブルに名前を付ける

名前を編集するには、Label キーワード を用いるか、Label Scribble ポップアップで Name をタップします。

スクリブルには、他のプール・オブジェクトと同様に名前を付けることができます(プール・ウィンドウ - プール・オブジェクト を参照)。


色の設定

スクリブルを描く前に色を選択したり、後でその色を変更したりできます。

スクリブルの色を選択するには、以下のようにします。

  • Color Picker カラーピッカー内のどこかをタップして色を選択します。
  • B フェーダを動かすと、色の明るさが増減します。

スクリブルを描き始めると、選択された色でそれが表示されます。スクリブル内の線ごとに異なる色を使用できます。

色を選択して Set Scribble to Color をタップすると、スクリブル全体がその色に設定されます。

色を選択して Use Color as Filter をタップすると、スクリブルで用いられる色に、選択した色がフィルタとして適用されます。

Thickness フェーダを動かすと、新しく描画した線の太さを制御できます。

ヒント
ソフトウェアは、スクリブルの色と太さの設定を保存します。

変更の保存や復元

変更の保存や復元の方法は複数あります。

  • Oops: タップすると、最新の変更が元に戻ります。
  • Clear: タップすると、最初からやり直します。
  • Revert: タップすると、エディタを開く前の状態に戻します。
  • Apply: タップすると、エディタを閉じずに変更が適用されます。
  • Save: タップすると、変更を適用してエディタを閉じます。

他のオブジェクトでのスクリブル作成

他のオブジェクトに直接スクリブルを作成するには、以下の2つの方法があります。

  • Label ポップアップ を開き、タイトルバーで をタップします。
  • オブジェクトの設定で Scribble をタップし、ドロップダウンから New を選びます。

オブジェクト内に作成されたスクリブルは、Scribble プール内の次に空いている位置に自動的に保存され、オブジェクトに適用されます。

重要
他のオブジェクトで作成されたすべてのスクリブルは、Scribbles プールに新しいスクリブルとして保存されるため、Scribbles プール外でスクリブルを作成すると、プールに余計なオブジェクトができてしまいます。これを回避するには、スクリブルをオブジェクトに割り当ててください(スクリブルの割り当て を参照)。