Time キーを押すと、Time defaults ウィンドウ が開きます。
このウィンドウによって、新規キューを保存する際デフォルト・タイムを設定できます。
キューの保存で Store キーを押した場合、工場出荷時デフォルトとは異なるデフォルト・タイミングを設定すると、Time キーが点滅します。
また、キューを保存する際に、Time キーを用いることで、デフォルトとは異なるタイムを一時的に保存することもできます。Time を Store とともに用いると、Fade コマンド になります。
キュー2をフェードタイム3秒で保存した場合、以下のように押します。
Store Cue 2 Time 3 Please
実際のコマンドラインでは、Time が Fade コマンドに変わっていることに注目してください。
保存操作中に Time キーを繰り返し押すと、キューで可能なすべてのタイミングにアクセスできます(プリセットタイプ・タイミングを除く)。
Store Cue 1 Time 2 Time 3 Time 4 Time 5 Time 6 Time 7
これによって、コマンドラインは下のようになります。
Time キーによって、2種類の特殊マスターを作成できます。
Store Time と押してから、空のエクゼキュータのキーを押すと、下のようなウィンドウが表示されます。
Figure 1: Select Time Master type ウィンドウ
ここでは、2種類のマスターから一つを選べます。
Exec(Executor)Time は、キューに保存されているフェードタイムを上書きし、フェーダで設定したタイムをキュー間のクロスフェードに用います。すべてのディレイタイムは無視されます。
Prog(Programmer)Time は、すべてのプログラマ値の変化に対するフェードに用いられます。また、ブラインド機能の入り切り時にも用いられます。
種々の Speed および Time マスターについての詳細は、Magic Speed ビュー を参照してください。