キューに保存されている内容を見るための2つのシートがあります。シートでは、保存された値を編集することもできます。
それらは、Sequence Content シートと Sequence Tracking シートです。両方とも、Create Basic Window ポップアップを用いて作成し、ビューとして保存できるウィンドウです。
両者は、シートのオプション によって設定できます。左上隅の をタップしてアクセスしてください。
Sequence Content シートは、キューに保存されているフィクスチャと値を表示するために用いられます。 Fixture シート によく似ていますが、キューに保存されているものだけを表示するマスキング機能を備えています。これは、Sequence Tracking シート(後述を参照)と Fixture シートを組み合わせたものです。
タイトルバーには、エクゼキュータの番号と、シートが内容を表示しているシーケンスの名前と番号が表示されます。デフォルトの Full 以外のワールドが選択されている場合、それもタイトルバーに表示されます(ワールド・アイコンと番号)。また、割り当てられているマスク(ゴースト・アイコン)も表示されます。
タイトルバーには多くの Title Buttons があります。これらは、シートのオプション によって表示/非表示を切り替えられます。オプションを開くには、左上隅の をタップしてください。
これらのボタンとその機能の一部は、Content シートに固有のものです。また、Sequence Tracking シート(後述を参照)と共有されているものもあります。以下は、それらの機能の簡単な説明です。
この機能は、Tracking シートと共有されています。これを On にすると、値に対する変更は、キューのみとしてなされます。そうでない場合、トラッキングの変更となります。この意味がよく分からない場合は、トラッキングとは を参照してください。
Cue Mode スワイプボタンは、Content シートに固有のものです。シーケンスのどのキューが表示されるかを変更します。
以下の4つの選択肢があります。
このトグルボタンは、Sheet Options の Layer Mask タブの設定にもあります。
この機能は、トラッキング値を表示/非表示を切り替えます。 On の場合、トラッキング値が表示されます。フィクスチャがトラッキング値だけを持つ場合、シートにもそれが表示されます。
これが Off の場合、すべてのトラッキング値が非表示になります。フィクスチャがトラッキング値だけを持つ場合、フィクスチャもシートで非表示になります。トラッキング値を非表示にすると、実際にキューに保存されているデータだけがシートに表示されます。
このスワイプボタンは、Tracking および Executor シートと共有されています。これは、シートにどのシーケンスが表示されるかを選択するのに用いられます。以下の3つの選択肢があります。
これは、Sheet Options にもあります。詳しくは Layer Mask オプション を参照してください。
値は、シートで直接編集できます。これによって、プログラマを使わずに、キューに保存されている値を直ちに変更できます。
Sequence Tracking シートは、シーケンスに保存されているすべてのフィクスチャとアトリビュートを表示するために用いられます。すべてのキューを行として、保存されているすべてのアトリビュートを列として、表形式のウィンドウで表示します。行と列が交わるセルには、保存されている値が表示されます。このウィンドウによって、キューを通したアトリビュートの移り変わりを概観できます。
アクティブなキューの行には、周りに黄色の枠が表示されます。また、キューがプレビューまたは編集されている場合には、赤い枠が表示されます。
Tracking シートのタイトルバーは、Content シートのタイトルバーと同様に機能します。Tracking シートには、固有のタイトルボタンが1つあります。
このトグルボタンは、シートで選択されていないフィクスチャを非表示にするマスキング・ボタンですが、選択されているフィクスチャがトラッキング値のみを持つキューも隠します。その結果、選択されているフィクスチャだけが表示され、アクティブな保存値の場所が分かります。
この機能は、Sheet Options の Layer Mask タブからもアクセスできます。
キュー番号を編集することによって、リナンバーが可能です。この機能については、 キュー・シーケンスの確認 を参照してください。
キューの名前も、このシートで編集できます。
保存されているアトリビュートは編集することもできます。これによって、プログラマを用いることなく、キューの値を直ちに変更できます。
シートで値を編集すると、Tracking Options ポップアップが開きます。ここでは、選択されている値の編集以外に、多くのことが可能です。
ポップアップには、3つの部分があります。
最初の部分は、"Destination" です。このドロップダウンには、以下の3つの選択肢があります。
次の部分は "Action" です。ここには、以下のようなボタンがあります。
Action の左側の列はすべて同時に選択できますが、右側の列は相互に排他的で、選択できる1つだけです。
最後の部分は、"Source" です。これは、Action でいずれかのボタンが選ばれている場合に、選択可能になります。ここには、下位のようなボタンがあります。
Source 列のボタンをタップすると、Action で選択した動作が実行され、ポップアップが閉じます。
3つの部分のほかに、"Edit" というボタンもあります。これをタップすると電卓が開き、"Destination" 設定に関して、選択されている値を変更したり、関連するプリセットを割り当てたりできます。電卓ポップアップには、有効なプリセットが表示されます。
Cue Only として値を編集する場合は、編集前に Cue Only 機能を有効にしておいてください。これは、タイトルバーの Cue Only ボタンを用いるのが最も簡単です。
種々の部分と Edit ボタンを組み合わせることで、Tracking シートで、ほぼすべての変更が可能です。
右上隅の をタップすると、ポップアップが閉じられ、すべての操作が取り消されます。