エクゼキュータにシーケンスが割り当てられると、ミニエクゼキュータに関連情報が表示されます。
上の画面例では、シーケンスが割り当てられた3つのフェーダ・エクゼキュータと、シーケンスが割り当てられた1つのボタン・エクゼキュータが表示されています。
黄色の枠は、エクゼキュータにシーケンスが割り当てられていることを表しています。
ミニエクゼキュータは、上、中央、下の3つの部分に分かれています。
上部には、情報が2行表示されています。
最初の行の左端にあるのは、エクゼキュータ番号です。この番号の背景色が異なる場合、Playback フィルタが適用されています(エクゼキュータやシーケンスに対するワールドまたはフィルタの適用 を参照)。
この隣には、以下のような種々の文字や記号が表示されます。
種々の優先度については、キューの再生 で述べられています。
右端にあるのは、シーケンス番号 です。この番号の背景色が異なる場合、Input フィルタが適用されています(エクゼキュータやシーケンスに対するワールドまたはフィルタの適用 を参照)。
上部の2行目は、シーケンス名です。
背景色は、以下のようにさまざまな意味を持ちます。
中央部分には、通常1つまたは3つのキューが表示されます。シーケンスにキューが1つしかない場合は1つ、複数のキューがある場合は3行で表示されます。
一番上の行は、前にアクティブだったキュー、あるいは GoBack が実行されたときにアクティブになるキューです。
中央のキューは、現在アクティブなキューです。アクティブなキューが無い場合、空欄になります。
一番下の行は、Go が適用されたときにアクティブになる次キューです。
キューがアクティブな場合は、青背景になります。キューがフェードインしていると、青の背景が左から右へと変化していきます。
この部分をタップすると、一時的な Sequence Executor ウィンドウが開きます。
Locate コマンドによって見つかったエクゼキュータには、下のように、赤背景で "HERE" と表示されます。
下部分の表示は、物理的なキーとフェーダを模したものです。
この部分は、フェーダ・エクゼキュータやボタン・エクゼキュータに割り当てられているシーケンスによって異なります。
左側には、エクゼキュータがボタン・エクゼキュータかフェーダ・エクゼキュータかよって異なるものが表示されます。
ボタン・エクゼキュータの場合、シーケンスのインテンシティ・マスターが表示されます。
フェーダ・エクゼキュータの場合、設定内容によって、マスターの種類や優先度が表示されます。そして、現在のフェーダ位置が表示されます。
エクゼキュータに Playback マスターが割り当てられていると、下の例のように、左側部分が2つに分割されます。
詳しくは Playback マスター を参照してください。
右側には、物理的ボタンの数に応じて、3つまたは1つの四角が表示されます。四角内のラベルは、キーの機能を表しています。grandMA2 onPC では、クリックしたり、実際の物理キーと同じように押したりできます。
エクゼキュータは、最大で5つ分の幅に渡る場合があります。上部と中央部分はそのまま同じですが、下部には、そのシーケンスに関連付けられている数分のフェーダとキーが表示されます。
エクゼキュータ幅の変更方法については、機能の割り当て を参照してください。