DMX出力および入力の設定は、Output Configuration メニューで行います。ポートには、A からアルファベット順にラベルが付けられています。
SMPTE、MIDI、DCリモート入力、およびイーサネット・インターフェースに対する列項目もありますが、このトピックでは説明しません。それらについては、タイムコード、リモート入出力、および イーサネットDMX を参照してください。
Menu を押してメニューにアクセスし、Connector Configuration をタップします。
― または ―
コマンドラインからメニューを開きます。
メニューには、grandMA3 デバイスが一覧表示されます。タイトルバーには Session というボタンがあります。これが All の場合はネットワーク内のすべてのデバイスが、In Session の場合はセッション内のデバイスだけが一覧表示されます。
デバイスは、Console、onPC、PU、および NetworkNode セクションにまとめられていて、展開すると各カテゴリのデバイスを確認できます。実際のハードウェア・デバイスは、IPアドレスによってこの一覧にあるデバイスと照合されます。
メニューには、列項目を表示するための種々のモードがあります。タイトルバーに Columns というボタンがあり、以下のような3つのモードを切り替えられます。
各DMXポートには以下の4つの設定があります(Full モードでのみ表示)。
Mode:
各ポートには、以下の4種類のモードを設定できます。
XLR:
ポートを関連付けるユニバース番号です。フィクスチャは、ユニバース1〜1024にパッチできます。
Merge:
これは、ポートの Mode が In の場合にのみ表示されます。
以下の選択肢があります。
Prio (Priority):
DMX入力をマージする際に用いられます。これは、ポートの Mode が In で Merge が Prio に設定されている場合にのみ用いられ、編集することができます。
これを編集すると、小さな選択ポップアップが開きます。
選択肢は以下の通りです(優先度の高い順)。
一覧内のすべてのデバイスの構成は、1つの構成ファイルに保存できます。それを再度読み込むことで、ファイルに基づいて設定を復元できます。これにより、さまざまなショーやセットアップの構成を簡単に保存/読み込みできます。
各デバイスはその出力構成を保持しています。個々のデバイス構成は、ファイルにエクスポートして再度インポートできます。
すべてまたは複数のデバイスを1つファイルにエクスポートするか、あるいは単独のデバイスでファイルを作成できます。エクスポートの前に、複数のデバイスを選択するか、1つだけを選択するかの違いだけです。
デバイスの一覧は、ネットワークに新しいデバイスが追加されると自動的に更新されます。
Add Present をタップすると、一覧が新しいデバイスで更新されます。
Remove Absent をタップすると、ネットワークから無くなっているデバイスが一覧から削除されます。
ネットワークに存在していないデバイスも追加できます。一覧で目的のデバイスタイプを展開し、New [device type] に続けて Insert new [device type] をタップしてください。grandMA3 onPC は、それぞれに最大で2台の grandMA3 Fader Wing を追加して拡張できます。
light および full-size 卓では、下部に Show Connectors というボタンがあります。これをオンにすると、レターボックス画面にコネクタ・オーバーレイが表示されます。これは、卓の背面にある種々のコネクタの場所を示しています。XLR ポートには、DMX A 〜 DMX G のラベルが付けられています。
オーバーレイは、以下のコマンドによって切り替えることもできます。