grandMA3 ユーザマニュアル » ワークスペース » エンコーダバー » エンコーダ・ツールバー | Version 2.0 |
エンコーダ・ツールバー(Encoder Toolbar)は、エンコーダバーで最も大きな部分を占めています。エンコーダ・ツールバーは状況に依存していて、種々のエディタが有効になると、それに応じたコントロールが表示されます。デフォルトでは、アトリビュート・エンコーダ情報へのアクセスと表示のためのコントロールが提供されます。
エンコーダ・ツールバーで利用できるアトリビュート・コントロールには、以下のものがあります。
ヒント | |
User Profile Settings で Screen Encoder を No に設定すると、アトリビュートを制御するための5番目のエンコーダが有効になります。 |
Link ボタンは、レイヤ・ツールバーの各レイヤに対するリンク設定や、エンコーダの分解能を保持しています。Link ボタンのテキストは自動的に更新され、現在のレイヤタイプのリンク設定が表示されます。利用可能なリンク設定は、以下の通りです。
Value レイヤには以下のものがあります。
Value レイヤが選択されている場合、利用可能なリンクは、Link Values をタップして順に切り替えるか、スワイプで開くポップアップ・メニューから選べます。Value レイヤで利用可能なリンクの選択肢は以下の通りです。
Timing レイヤには以下のものがあります。
Timing レイヤが選択されている場合、利用可能なリンクは、Link Timing をタップして順に切り替えるか、スワイプで開くポップアップ・メニューから選べます。Timing レイヤで利用可能なリンクの選択肢は以下の通りです。
Phaser レイヤには以下のものがあります。
Phaser レイヤが選択されている場合、利用可能なリンクは、Link Phaser をタップして順に切り替えるか、スワイプで開くポップアップ・メニューから選べます。Phaser レイヤで利用可能なリンクの選択肢は以下の通りです。
MA キーを押している間、Link ボタンは Link Resolution に変わります。利用可能なリンクは、このボタンをタップして順に切り替えるか、スワイプで開くポップアップ・メニューから選べます。エンコーダの分解能に対して利用可能なリンクの選択肢は以下の通りです。
プリセットとキューは、アトリビュートごとに複数レイヤのデータを保存したり呼び出したりできます。レイヤ・ツールバーでは、利用可能なすべてのレイヤにアクセスできます。レイヤは色分けされています。アトリビュート・エンコーダ表示、エンコーダ・バンク・ボタン、Fixture Sheet、および Sequence Sheet で色が一致しているマーカとテキスト背景は、対応するレイヤでアクティブまたは保存されたデータを示しています。詳しくは 色表示 を参照してください。
レイヤ・ツールバーでボタンをタップすると、そのレイヤのデータにアクセスできます。また、アトリビュート・エンコーダや、Layer 選択が Auto に設定されているシートには、そのレイヤが表示されます。Value および Timing レイヤについては プログラマとは を、Phaser レイヤについては フェイザー を参照してください。また GridPosition を用いた MAgic プリセットの作成については、プリセットの新規作成 を参照してください。
プログラマをクリアすると、アトリビュート・エンコーダ表示とチャンネル機能表示の上部にあるバーが灰色になります。選択されたレイヤグループは、Values and Timings の Absolute レイヤに戻ります。Phaser Overall および Phaser Steps のレイヤ・セレクションは、プログラマのクリア後も選択されたままです。セレクションが変わると、現在のセレクションで利用できるアトリビュートとチャンネル機能の上部にあるバーの色が変わります。この色は、レイヤ・ツールバーの現在のレイヤ色と連動しています。
デュアルエンコーダのLED照光色もこれにしたがいます。
ヒント | |
フェイザーに関連する各レイヤの色は、カラーテーマの "ProgLayer" カラーグループで変更できます。詳しくは カラーテーマ を参照してください。 |