Effects ビュー

画面1で Effects エディタビューに移るには、卓で Effect を押すか、プリセットタイプビューのタイトルバーにある (Loop) アイコンをタップします。


Figure 1: Dimmer Effects エディタビュー - 画面1

Effects ビューを画面2で開くには、ビューバーMore... をタップし、Effects を選んでください。


Figure 2: Dimmer Effects ビュー - 画面2

Effects ビューは、Fixtures ビュー で選択されているフィクスチャと、プリセットタイプバーで選択されているプリセットタイプに応じて変わります。

以下のプリセットタイプでは、定義済みエフェクトを利用できます。

Dimmer Effects ビューに移るには、プリセットタイプバーで Dimmer を選びます。

タイトルバーには、どのエフェクトのビューにいるかが表示されます(例: Dimmer Effects)。

ビューの左側にあるタイルは、選択されているフィクスチャとプリセットタイプで利用可能なエフェクトです。
画面2の Effects ビューには、利用可能なエフェクトのだけが表示されます。

ビューの右側にあるボタンは、エフェクトに対する追加オプションです。

現在選択されているエフェクトのタイルには、周りに白い枠が表示されます。

左上隅には、エフェクトのオブジェクト番号が表示されます。


Off Effects

すべての Effect ビューには、Off 機能があります。
Off をタップすると、プログラマにあるフィクスチャ・セレクションから、動作中のエフェクトが放棄されます。
例えば Dimmer Effects ビューで Off をタップした場合、すべての Dimmer エフェクトがプログラマから放棄されます。

例:
プログラマに動作中の Dimmer エフェクトがあり、Pan/Tilt 値が追加されているとします。


Figure 3: 動作中の Dimmer エフェクト

選択されているフィクスチャからエフェクト値だけを放棄したい場合は、Dimmer Effects ビューを開いて Off をタップしてください。


Figure 4: Dimmer エフェクトがオフ

Dimmer エフェクトが、プログラマから放棄されます。


Stomp Effects

すべての Effect ビューには、Stomp 機能があります。
Stomp をタップすると、エクゼキュータに保存されている動作中エフェクトがミュートされます。

Stomp を解除するには、Clear を押してください。

例:
キュー1に Dimmer エフェクトを保存したとします。このエフェクトをキュー2でミュートします。

  1. Fixtures ビューで、キュー1のエフェクトをミュートするフィクスチャを選択します。
  2. Dimmer Effects を開いて Stomp をタップします。
  3. Store Cue 2 Please と押してください。

キュー1で Dimmer エフェクトが開始され、キュー2でそれがミュートされます。


Position Presets での Stomp Effect

Stomp エフェクトをプリセットに保存すると、プリセットプールでこのエフェクトに赤い感嘆符が表示されます。


Position Presets - Stomp エフェクト
重要
Stomp エフェクトを保存するには、まずエフェクトを実行してください。

エフェクト・オプション

エフェクト・オプションは、画面の右側にある以下の7個のボタンです。

Direction <>:
プログラマに実行中のエフェクトを持つフィクスチャがある場合、このボタンを利用できます。
タップすると、エフェクトの方向(左から右/右から左)が切り替わります。

Shuffle Selection:
プログラマでフィクスチャを選択している場合、このボタンを利用できます。
タップすると、フィクスチャの選択順がシャッフルされます。これは、Macros プール にある "Shuffle Selection" マクロと同じです。

Sync:
Sync ボタンは、エフェクトがプログラマで動作している場合に利用できます。
タップすると、それらのエフェクトが同期します。 詳しくは SyncEffects コマンド を参照してください。

Align >:
Align モード > を選択します(Align キー を参照)。

Align <:
Align モード < を選択します(Align キー を参照)。

Align ><:
Align モード >< を選択します(Align キー を参照)。

Align Off (デフォルト):
Align モード Off を選択します(Align キー を参照)。


Dimmer エフェクト

dot2 では、6種類の定義済み Dimmer エフェクトを利用できます。

Soft Dimmer (オブジェクト番号1):
ディマーを滑らかに開閉します。


Figure 5: Soft Dimmer エフェクト

Hard Dimmer (オブジェクト番号2):
ディマーを断続的に開閉します。


Figure 6: Hard Dimmer エフェクト

Ramp Up Dimmer (オブジェクト番号3):
ディマーが100%にスナップした後、0%へゆっくりとフェードします。


Figure 7: Ramp Up Dimmer エフェクト

Ramp Down Dimmer (オブジェクト番号4):
ディマーが0%にスナップした後、100%へゆっくりとフェードします。


Figure 8: Ramp Down Dimmer エフェクト

Dim/P/T Ballyhoo (オブジェクト番号8):
Soft Dimmer エフェクトに Pan/Tilt の動きを加えたものです。
これは、Position エフェクトにもあります。


Figure 9: Dim/P/T Ballyoo

Dim/Tilt Flyout (オブジェクト番号9):
フィクスチャは Position 1から Position 2 に移動します。
Position 2 に達すると、ディマーは0%にフェードし Position 1 に戻ります。


Figure 10: Dim/Tilt Flyout

Position エフェクト

dot2 では、8種類の定義済み Position エフェクトを利用できます。

Circle (オブジェクト番号5):
フィクスチャが円状に動きます。

Pan Sinus (オブジェクト番号6):
滑らかな Pan エフェクト。フィクスチャの Pan が現在位置の周りで変化します。例: 現在位置 0 から -15〜15 の範囲で変化。

Tilt Sinus (オブジェクト番号7)
滑らかな Tilt エフェクト。フィクスチャの Tilt が現在位置の周りで変化します。例: 現在位置 0 から -15〜15 の範囲で変化。

Dim/P/T Ballyhoo (オブジェクト番号8):
Dimmer エフェクトの Dim/P/T Ballyhoo を参照してください。

Dim/Tilt Flyout (オブジェクト番号9):
Dimmer エフェクトの Dim/Tilt Flyout を参照してください。

Pan Half Sinus (オブジェクト番号22):
滑らかな Pan エフェクト。フィクスチャの Pan が、現在位置を開始位置として変化します。例: 現在位置 0 から 30 までの範囲で変化。

Tilt Half Sinus (オブジェクト番号23):
滑らかな Tilt エフェクト。フィクスチャの Tilt が、現在位置を開始位置として変化します。例: 現在位置 0 から 30 までの範囲で変化。

Figure 8 (オブジェクト番号24):
フィクスチャが八の字状に動きます。現在位置が中心になります。


Gobo エフェクト

dot2 では、3種類の定義済み Gobo エフェクトを利用できます。

2 Gobo (オブジェクト番号10):
ゴボホイール上の二つゴボの間で変化します。
エフェクト・モードの Gobo プリセットタイプビュー で、ゴボを High/Low 値とともに選択します。


Figure 11: 2 Gobo エフェクト

Gobo <> (オブジェクト番号11):
ゴボ回転スピードのエフェクト。

Gobo Index (オブジェクト番号12):
ゴボ位置のエフェクト。


Color エフェクト

dot2 では、4種類の定義済み Color エフェクトを利用できます。

2 Color Soft (オブジェクト番号13):
2色間で滑らかに変化する Mix Color エフェクトです。


Figure 12: 2 Color Soft エフェクト

2 Color Hard (オブジェクト番号14):
2色間で断続的に変化する Mix Color エフェクトです。


Figure 13: 2 Color Hard エフェクト

RGB Rainbow (オブジェクト番号15):
RGB間で虹のように滑らかに変化する Mix Color エフェクトです。


Figure 14: RGB Rainbow エフェクト

Colorwheel 2 color (オブジェクト番号16):
2色間で変化する Color Wheel エフェクトです。


Beam エフェクト

dot2 では、3種類の定義済み Beam エフェクトを利用できます。

Iris (オブジェクト番号17):
アイリスを開閉します。


Figure 15: Iris エフェクト

Shutter (オブジェクト番号18):
シャッターを開閉します。


Figure 16: Shutter エフェクト

Strobe (オブジェクト番号19):
高/低速のストロボの間で変化します。


Figure 17: Strobe エフェクト

Focus エフェクト

dot2 では、2種類の定義済み Focus エフェクトを利用できます。

Zoom (オブジェクト番号20):
ワイド/ナロー間で変化します。

Focus (オブジェクト番号21):
フォーカスが最小/最大間で変更します。


エンコーダバー機能

デフォルトのエンコーダ・スピードでは、値の小数部が変わりません。
encoder を押してスピードを "slow" に切り替えると、少数部を変更できます。
また ma キーを押しながら encoder を押してスピードを "ultra slow" に切り替えると、DMXの1ステップと等しくなります。


Figure 18: Effect エンコーダバー

エンコーダの副機能を用いるには、ma キーを押しながら操作してください。
電卓ビュー を開くには、エンコーダを押してください。

設定についての詳細は、エフェクトとは を参照してください。

High Value または Low Value:
High Value または Low Value を選択するには、エンコーダを左右に回します。

Speed:
Speed のBPM(ビート/分)を選択するには、エンコーダを左右に回します。

Phase:
Phase を選択するには、エンコーダを左右に回します。

Width または Softness:
Width または Softness を選択するには、エンコーダを左右に回します。

Groups と Blocks

Effect エンコーダバーで、GroupsBlocks を有効にできます。

重要
GroupsBlocks を表示するには、MA を押します。

Figure 19: Effect エンコーダバー - Groups と Blocks

Groups:

選択されているフィクスチャを、同方向に動くグループに分割します。

例:

2グループを作成した場合、以下のようになります。

Blocks:

選択されているフィクスチャを、要素として機能する小グループに分割します。

例:

10台のフィクスチャによる単純な Dimmer チェイサーを作成したとします。

None:

エフェクトは、すべてのフィクスチャで動作します。

重要
暗背景は、キューやプリセットの編集時に Groups および Blocks が Effects エディタに引き継がれないことを表しています。

Wings

Wings は、選択されているフィクスチャをより小さなグループに分割します。それらのグループは、互いに反転した動作になります。

例:

10台のフィクスチャによる単純な Dimmer チェイサーを作成したとします。それらは左から右に動きます。

  1. フィクスチャを選択します。
  2. Effect を押します。
  3. エフェクトを選びます。
  4. Phase をタップすると EffectPhase 電卓が開きます。

Figure 20: 電卓 - EffectPhase

Wings を利用するには、以下の数値が表示されている6個の定義済み Wings ボタンの一つを選んでタップします。

0...360:

エフェクトは中央から始まり、各側に向かい平行して動きます。

-360...0:

エフェクトは各側から始まり、中央に向かい平行して動きます。


関連事項