ワールドは、アクセス可能なものやウィンドウに表示されるものを制限する機能です。
ワールドは、World プールにまとめられています。プールについての一般的な説明は、プールの概要 を参照してください。
プールのオプションで、下のようなシートスタイル表示に切り替えることもできます。
プールの最初のワールドは、ロックされていて変更や削除はできません。これは Full と呼ばれ、すべてのものを含んでいて、何も除外したくないときに用います。
World プールは、ショーのすべてのユーザに共有されていますが、各ユーザは異なる世界を選択できます。
プール・オブジェクトを押すだけで、別のワールドを選択できます。緑の横線は、そのワールドが選択されていることを表しています。
1番(Full)以外のワールドが選択されている場合、ワールド・セレクションの影響を受けるシートやウィンドウのタイトルバーに、ワールド・アイコン が表示されます。また、Message Center の設定によっては、コマンドラインの右側にもこのアイコンが表示されます。
ワールドには、フィクスチャやアトリビュートのセレクションが含まれています。
ワールドがいくつかの(すべてではない)アトリビュートを持つ場合、プール・オブジェクトの下部にプリセットタイプ・マーカが表示されます(システム色 を参照)。
ワールドの使用は、マルチユーザ環境において大きな助けになります。プログラマごとに、照明機材を別々の部分に分けて使用したりできます。
また、シーケンスのプログラミングの際に、誤ってフィクスチャをリセットしたりランプを消してしまったりしないように、不要なアトリビュートを除外したワールドを用いるのもよいでしょう。
ワールドを選択すると、シートや Stage View/ MA 3Dで、そのワールドに含まれないフィクスチャが隠されます。また、ワールドにないアトリビュートは、シートに表示されません。
重要なのは、選択したワールドのフィクスチャとアトリビュートにのみ影響を与えられるということです。これは、プログラミング操作において有効です。詳しくは プログラミング時のワールドの使用 を参照してください。
再生操作(エクゼキュータとシーケンス)においては、選択したワールドの影響を直接受けることはありません。
エクゼキュータやシーケンスにワールドを割り当てることは可能ですが、ユーザが選択したワールドにはリンクされません。詳しくは エクゼキュータやシーケンスに対するワールドまたはフィルタの適用 を参照してください。
ワールドは、ユーザプロファイルに割り当てることができます。このユーザプロファイルを持つユーザは、割り当てられているワールドのみに制限され、他のワールドを選択することはできません。詳しくは ユーザプロファイルとユーザの作成 を参照してください。
ワールドの作成方法については、次の ワールドの作成 を参照してください。