プログラマとは

プログラマは、編集した値が置かれる一時的なメモリです。この値は、保存または解放することができます。

ユーザごとに、それぞれ固有のプログラマを持っています。

プログラマには三つのレベルがあります。

プログラマ値は通常、システムからの出力に影響しますが、プログラマ値を出力から隠すことができる Blind 機能もあります。

選択されているフィクスチャは、エンコーダ入力やインテンシティの変更によって影響を受けます。選択されているフィクスチャは、その名前とIDが黄色の文字で表示されることで識別できます。

アクティブおよび非アクティブなプログラマ値の両方が、出力に影響します。違いは、アクティブな値がデフォルトの Store Options (Use Selection = Active) を用いて保存されることです。

Fixture Sheet で、アクティブな値は赤背景に白文字で表示され、赤いマーカが付きます。
また、非アクティブな値は赤文字で表示され、白いマーカが付きます。

これらはデフォルトのシステム色です。その他すべての配色については、システム色 を参照してください。


プログラマ値

一つのフィクスチャが選択されている場合、Please を2回押すと、そのフィクスチャのすべてのアトリビュートをアクティブにできます。これによって、プログラマ内にあるフィクスチャのすべてのアトリビュートに対して、現在のすべての値が設定されます。Please をもう一度押すと、アトリビュートがプログラマで非アクティブ値になります。

プログラマから値を解放したい場合は、Off を押してから、その値をタップして無効にします。Off を押してからエンコーダ・ツールバーをタップすることによって、フィーチャグループをプログラマから解放することもできます。

プログラマに値があり、フィクスチャが選択されている場合、以下のように、Clear キーで三つのレベルをそれぞれクリアできます。

Clear を1秒以上長押しすることによっても、プログラマを完全にクリアできます。

関連するキーワードは、ClearClearSelectionClearActive、および ClearAll です。

レイヤ

プログラマには、いくつかのレイヤがあります。通常の値(例: 選択されている静的な Position など)は、Absolute (絶対)レイヤにあります。絶対値は、Relative (相対)レイヤの値によって影響を受けることがあります。相対値は、暗紫色のマーカで示されます。Fade レイヤは、個別フェードタイムの調整や確認のために利用できます。個別フェードタイムは、緑のマーカで示されます。Delay レイヤは、個別ディレイタイムの調整や確認のために利用できます。これらは、オレンジのマーカで示されます。これらの値は、Track Sheet モードの Sequence シート で最もよく見られます。

プログラマ・パート

プログラマは、複数のパートを持つことができます(最大 Part Zero + 239 個別パート = 240 パート)。

Programmer Parts ウィンドウには、現在のプログラマのすべてのパートが表示されます。ここでは、パートに直接名前を付けることができます。


Programmer Parts ウィンドウの例

プログラマ・パートによって、値を整理することができます。キューを保存すると、プログラマ・パートがキューパートに正しく保存されます。

タイトルバーのボタンによって、プログラマ・パートの作成や削除が可能です。また、ウィンドウでパートをタップすることで、そのパートを選択できます。

コマンドラインで Programmer キーワード を用いて、新しいプログラマ・パートを作成することもできます。

プログラマ・パート3を作成し、"Color" という名前を付けるには、以下のように入力します。

User name[Fixture]> Store Programmer 3 "Color"

キーワードに続けて、パートの番号か名前を指定するだけで、そのプログラマ・パートを選択できます。

User name[Fixture]> Programmer "Color"

プログラマ・パートが空の場合、別のキューパートを入力すると削除されます。

Freeze

デフォルトでは、エクゼキュータはプログラマよりも高い優先度を持っています。動作中のエクゼキュータに同じアトリビュートの値が保存されている場合、プログラマ値が変更される可能性があります。プログラマの優先度をエクゼキュータより高くしたい場合は、Freeze を押してください。これによって、エクゼキュータが動作しても、調整されたプログラマ値が保持されます。

Blind

Blind は、プログラマ値を出力から隠す機能です。Blind を押すか、Blind キーワード を用いることで、Blind モードのオン/オフを切り替えられます。

プログラマに値が何もない状態で Blind を有効にしても、出力は変化しません。また、値を変更しても、出力に影響しません。Blind モードから抜ける前にプログラマをクリアしておくと、出力は影響を受けません。プログラマ値がある状態で Blind モードから抜けると、これらの値が出力されます。また、プログラマに値を入れて Blind モードに移ると、これらの値が取り除かれて出力が変化します。

Program Time

通常、プログラマでの値の変化は直ちに適用されますが、Program Time 機能を用いると、フェードタイムを指定したり、手動フェードで値を変化させることもできます。詳しくは タイム・コントロール を参照してください。