| grandMA3 ユーザマニュアル » エクゼキュータ » エクゼキュータへのオブジェクト割り当て | Version 2.3 |
多くのオブジェクトをエクゼキュータに割り当てられます。エクゼキュータは、割り当てられたオブジェクトを制御する物理的なキー、フェーダ、またはエンコーダです。物理デバイスは、画面上のコントローラとして表すこともできます。
| クイックステップ | |
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エクゼキュータに何かを割り当てるのは簡単です。
Assign を押してから目的のオブジェクトを押し、そして割り当てたいエクゼキュータを押してください。
以下のように、3通りの方法があります。例ではシーケンスを用いていますが、許可されているタイプならどれでも可能です。
キー操作だけで、現在のページのエクゼキュータ105にシーケンス3を割り当てます。
Assign Sequ 3 At MA + X16 | Exec 1 0 5 Please
画面にプールが表示されている場合、プールの選択にキー操作を組み合わせることによっても、割り当てることできます。
キーを押すとコマンドラインにキーワードが入力されますので、コマンドラインからも行えます。
| User name[Fixture]>Assign Sequence 4 At Page 2.301 |
このコマンド例では、シーケンス4をページ2のエクゼキュータ301に割り当てています。特定ページのエクゼキュータをアドレス指定する場合は、Page キーワードが必要です。また、そのページが存在していなければなりません。
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ヒント |
| 特殊エクゼキュータとXキーを割り当てるプロセスは、エクゼキュータについて説明したプロセスと同じです。 |
Assign メニューは、エクゼキュータに何かを割り当てるための視覚的なアプローチを提供します。最初にエクゼキュータを選択してから、オブジェクトを選択してください。
Assign メニューを開くには、主に以下の3つの方法があります。
Assign メニューは以下のようになります。

タイトルバーには、Lock Executor という切り替えボタンがあります。これによって、エクゼキュータを変更からロックできます。これはエクゼキュータへの変更を防ぐだけで、再生や他の機能の実行は通常通り可能です。
これは、Assign メニューの Object ページです。左側で Object をタップすると、このページが選択されます。
上部には、エクゼキュータに割り当て可能なオブジェクト・タイプごとのタブと、空のオブジェクトを選択するための特別な Empty タブがあります。Empty 以外のタブでは、そのタイプの選択可能なオブジェクト一覧が開きます。
オブジェクト・タイプには以下のものがあります。
可能なシーケンスの一覧を開くには、Sequence をタップしてください。

エクゼキュータに割り当て可能なタイプでは、それぞれで利用可能なオブジェクトの一覧が表示されます。タイトルバーの DataPool ボタンを用いると、別のデータプールからオブジェクトを簡単に選択できます。
目的のオブジェクトをタップして選択してください。
空のエクゼキュータにオブジェクトを割り当てる場合、そのオブジェクトタイプのデフォルトの Executor Configuration がエクゼキュータに適用されます。 すでにオブジェクトが割り当てられている場合、別のオブジェクトをエクゼキュータに割り当てる際に Executor Configuration は呼び出されません。これは、エクゼキュータの拡張を含め、Handle タブで定義できます。
エクゼキュータ、特殊エクゼキュータ、またはXキーに何かが割り当てられている場合、エクゼキュータ・キー、フェーダ、およびエンコーダに割り当てられた機能を変更できます。
キーやコマンドを用いて機能を割り当てることもできます。詳しくは 後述 を参照してください。
Assign メニューで引き続き作業する場合は、左側の Handle をタップしてください。
以下のような画面になります。

Assign メニューの Handle タブは左右に分かれています。メニューの左側には、同じセクションのエクゼキュータが表示されます。特殊エクゼキュータの Assign メニューには、すべての特殊エクゼキュータが表示されます。メニューの右側は、選択したエクゼキュータのさまざまなオプションを設定するためのものです。
エクゼキュータ・セクションは左側に表示されます。選択されているエクゼキュータ・ボタンは黄枠で表示され、選択されていないエクゼキュータ・ボタンよりも明るく表示されます。タイトルバーは赤で点滅します。割り当てられたオブジェクトの名前は、タイトルバーの中央に表示されます。エクゼキュータの開始番号は左側に、割り当てられたプール・オブジェクトの番号は右側に表示されます。
上の画面例では、エクゼキュータ201の上部と右側にスペースが空いています。選択したエクゼキュータのサイズは、4つのサイズ変更コーナー(
)のいずれかを用いて拡張できます。エクゼキュータは、隣に空のエクゼキュータがある場合に拡張できます。エクゼキュータのサイズ変更や移動が成功したかどうかに応じて、その境界線が緑または赤で点滅します。エクゼキュータ全体を移動するには、エクゼキュータのタイトルバーを押したままドラッグしてください。彩度が低いエクゼキュータをタップすると、それが選択されます。
選択されたエクゼキュータの要素(キー、フェーダ、エンコーダ)は、左上隅のアイコンで示されます。 フェーダ機能を除く選択された機能は、対応するアイコンとともに中央に表示されます。エクゼキュータ・ボタン上部のバーの色は、割り当てられたオブジェクト・カテゴリ(シーケンス、マスター、グループなど)を示します。ボタンが選択されていない場合、ボタンの残りの部分はオブジェクトの外観と同じ色になります。ボタンに複数のトリガー・オプションが割り当てられている場合、ボタンは複数のオプションを表示するために分割されます。
エクゼキュータに複数の機能が割り当てられており、割り当てられたオブジェクトが個別に表示される場合は、以下のようになります。

キー、フェーダ、エンコーダにはそれぞれ異なる機能があります。使用できる機能は、エクゼキュータに割り当てられたオブジェクトとエクゼキュータ自体によって異なります。キー、フェーダ、エンコーダごとに異なる機能が使用できます。
Handle タブの右側で、選択したエクゼキュータのさまざまなオプションを設定します。キー、フェーダ、エンコーダのいずれが選択されているかによって、右側のメニューが変わります。
上部で、キー、フェーダ、またはエンコーダをトリガーする方法を選択します。
キーには最大4つの異なるトリガー・オプションを設定できます。
エンコーダには6つの異なるトリガー・オプションがあります。
フェーダには1つのトリガー・オプションがあります。
: 選択した機能を用いるには、フェーダを上下に動かします。トリガー・オプションの下には、キー、フェーダ、エンコーダで選択できるすべての機能の一覧があります。また、上のトリガー・オプションを長押しすると、すべてのアクションのドロップダウンリストが表示されます。左側のエクゼキュータを長押しすると、その機能を変更できます。ボタンの場合は Press 機能、エンコーダの場合は Encoder 機能を変更できます。
キー、MA + キー、エンコーダ左とエンコーダ右、および MA + エンコーダ左と MA + エンコーダ右(
、
、![]()
、![]()
、
、
、![]()
、![]()
)に割り当てられる機能と、Playback ウィンドウ に表示される固有のアイコンは以下の通りです。

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重要 |
| 割り当てられたオブジェクト、およびそれがキー、エンコーダ、フェーダに割り当てられているかどうかに応じて、一部のアクションはグレーアウトされます。例えば、シーケンスがエンコーダに割り当てられている場合、Encoder Left と Encoder Right 機能では、Flash、Black、Temp、および Swap がグレーアウトされます。 |
これらの主な機能はキーワードです。詳しくは 一般キーワード を参照してください。
すべてのキー、MA + キー、エンコーダ左とエンコーダ右、MA + エンコーダ左と MA + エンコーダ右には、機能としてカスタムコマンドを設定できます。
Handle タブの右側には、カスタムコマンド用の追加入力欄があります。

Custom Command 入力欄をタップして Command Editor を開き、コマンドを入力して機能として保存します。カスタムコマンドを設定すると、Use Custom Command が有効になります。その際、入力欄の小さなキーボード・アイコンが黄色に変わり、選択したエクゼキュータにカスタムコマンドが割り当てられます。無効にするとアイコンは白になり、上で選択した機能が割り当てられます。以前に選択した機能は、Use Custom Command を再度オフにしたときに記憶されます。

右側の入力欄の横に Add Executor ボタンがあります。有効にすると、対応するエクゼキュータがカスタムコマンドに追加されます。コマンドラインで機能を実行すると、エクゼキュータがコマンドに追加されます。
例えば、シーケンス1をページ1のエクゼキュータ101に割り当て、カスタムコマンドを Store に設定するとします。Add Executor が有効になっている状態でエクゼキュータ・キーを押すと、実行されるコマンドは Store Page 1.101 になります。これは、エクゼキュータ101に割り当てられたシーケンスにキューを保存します。Add Executor が無効になっている場合は、結果として実行されるコマンドは Store になります。これは、選択したシーケンスに新しいキューを保存します。
フェーダ、エンコーダ、MA + エンコーダ(
、
、![]()
)の機能を変更できます。オブジェクトのタイプに応じて、エクゼキュータが持つさまざまな機能を選択できます。
Handle タブの右側にある Select Function には、可能なすべての機能が一覧表示されます。

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制限 |
| MA を押しながらフェーダまたはXキーをトリガーすることは、トリガー・オプションとして提供されていません。オブジェクトがXキーに割り当てられている場合、MA を押しながらXキーを押すと、Xキーに刻印されているキーワードがトリガーされます。例えば、オブジェクトが X4 | Layout に割り当てられている場合、MA + X4 | Layout は Layout キーワードをトリガーします。 |
エンコーダ、および MA + エンコーダ(
、![]()
)では、エンコーダの分解能を変更できます。これは、エンコーダをクリックするたびに値がどれだけ変化するかを指定します。
Handle タブの右側には、エンコーダ分解能を編集するための追加の入力欄があります。

エンコーダまたは MA + エンコーダの分解能を変更するには、左側のエクゼキュータ・セレクションでエンコーダ・エクゼキュータを選択し、メニューの右下にある Step Size をタップします。ポップアップが開き、エンコーダ分解能を0.01%〜100%の範囲で設定できます。左側の - をタップすると、値が1%ずつ減少します。右側の + をタップすると、値が1%ずつ増加します。エンコーダの回転方向を反転するには、Invert Encoder をタップします。
エクゼキュータへのすべての変更は、エクゼキュータ構成に保存できます。これにより、後で別のエクゼキュータでも構成を再度読み込み、同じ設定を適用できるようになります。
タイトルバーの Executor Config. には、現在のエクゼキュータ構成とその外観が表示されます。エクゼキュータ構成を編集または読み込むには、Executor Config. をタップしてください。ポップアップが開きます。グリッド・オプションは、Executor Configurations プールのオプションと同様です。詳しくは Executor Configurations を参照してください。タイトルバーで異なるデータプールを選択できます。ポップアップの下部には6つのボタンがあります。
読み込まれたエクゼキュータ構成の機能が変更されると、対応するエクゼキュータ・アイコン(エンコーダ、フェーダ、またはボタン)と Executor Config. 内のテキストがシアン色に変わります。Executor Config. ポップアップで Save をタップして、エクゼキュータ構成の変更を保存します。左上隅のアイコンと Executor Config. 内のテキストが再び白に変わります。
ここでは、Assign メニューを用いて、エクゼキュータのサイズ、さまざまなトリガー・オプション、機能を変更し、それをエクゼキュータ構成として保存する方法の簡単な例を示します。
必要条件:
すべての機能は、キーやコマンドを用いて割り当てることもできます。すべての機能に使用できる物理キーがあるわけではありません。キーボードでコマンドを入力することで割り当てることができます。
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ヒント |
| コマンドラインからエンコーダまたはキーに新しい機能を割り当てると(例: Assign Go+ At Executor 201)、Set Unpress 機能は削除されます。ユーザが Assign メニューを用いて手動で割り当てた場合は、この動作は発生しません。 |
目的の機能に対応する物理キーがある場合、それをエクゼキュータ・キーに割り当てるのは簡単です。Assign を押してから、その機能キーを押し、そして割り当てたいエクゼキュータ・キーを押してください。
コマンドによって、キーや MA + キーに機能を割り当てることも可能です。
例えば、エクゼキュータ101に関連付けられたキーに Off 機能を割り当てるには、以下のキーを押す必要があります。
Assign Off - (卓の左下隅にあるエクゼキュータ・キー)
エクゼキュータ205に関連付けられたキーに Goto を MA + キー機能として割り当てるには、以下のキーを押す必要があります。
Assign + Goto + MA + 205
機能は、コマンドラインからも割り当てられます。
一般的な構文は以下の通りです。
Assign [機能] At Page ["ページ名" または ページ番号].["エクゼキュータ名" または エクゼキュータ番号]
Assign [機能] At Executor ["エクゼキュータ名" または エクゼキュータ番号]
場所は、エクゼキュータ・ページに関連付けられている特定の物理キーでなければなりません。
例えば、Pause 機能を、エクゼキュータ・ページ8のエクゼキュータ5に関連付けられた上部キーに割り当てるには、以下のコマンドを入力します。
| User name[Fixture]>Assign Pause At Page 8.405 |
機能は、コマンドラインを用いて割り当てることもできます。
構文はキー機能の場合と同様です(Empty を除く)。以下の例を参考にしてください。
現在のページのエクゼキュータ209に Rate 機能を割り当てるには、以下のコマンドを入力する必要があります。
| User name[Fixture]>Assign FaderRate At Executor 209 |
エクゼキュータ・フェーダに Empty 機能を割り当てる場合は、別の構文を用いる必要があります。 以下の例では、ページ1の左端のフェーダを Empty に設定します。
| User name[Fixture]>Set Page 1.201 Property "Fader" "Empty" |