ユーザ設定

ユーザ および ユーザプロファイル に関連する多くの設定があります。

User Settings

ユーザ設定には以下のものがあります。

GUIには、設定を表示/編集できる場所が2つあります。内容設定は同じです。

最初の場所は User プールです。プール・オブジェクトを編集すると、設定を変更できるエディタが開きます。詳しくは ユーザの作成 を参照してください。

2番目の場所は、User Configuration です。以下の手順でアクセスできます。

  1. Menu キーを押します。
  2. Settings ボタンをタップします。
  3. User Configuration をタップしてください。

ショーのユーザ一覧が開きますので、セルを編集して設定を変更してください。

User Profile Settings

ユーザプロファイルには、プログラマ情報、ビュー、選択されている要素、値、プリファレンスなど、ユーザに関連するほとんどの設定が含まれています。

これらの要素の多くは、ソフトウェアによって保存および選択されます。User Profiles メニューには、設定可能ないくつかの設定があります。

以下のようにしてメニューに移ります。

  1. Menu キーを押します。
  2. Settings ボタンをタップします。
  3. User Configuration ボタンをタップします。
  4. 左側メニューの Profiles ボタンをタップしてください。

ここにあるいくつかの設定は、ソフトウェア上の関連する場所でも変更できます。例えば、Value Readout 設定は、エンコーダバー で変更できます。

User Attribute Preferences

User Profile Settings で Edit Encoder Bar をタップすると、User Attribute Preferences にアクセスできます。

これは、Natural Readout で用いられる表記法を、ユーザプロファイルで優先的に設定するために用いられます。また、種々のエンコーダ分解能や、エンコーダが押されたときの分解能係数も設定できます。

分解能係数は、エンコーダが押されたときに値を変更する係数を指定します。デュアルエンコーダの場合は、内側リングと外側リングの差を指定します。

上部には以下の設定があります。

ポップアップの残りの部分は、すべてのアトリビュートを行で表した一覧です。

ここには、アトリビュートごとに値を変更できる3つの列項目があります。

詳しくは エンコーダの分解能 を参照してください。


Wheel Mode

レベルホイールのモードには以下の4種類があります。

Additive:
レベルホイールによって0%または100%に達するまでは、Dimmer 値間の差が保持されます。0%または100%に達すると、値が均等になります。

例:
チャンネル1の値が50、チャンネル2が60の場合、レベルホイールで両チャンネルを100まで上げてから下へ戻すと、両方とも100から同時に同じレベルに下がります。

Incremental:
レベルホイールによって0%または100%に達しても、Dimmer 値間の差が常に保たれます。

例:
チャンネル1の値が50、チャンネル2が60の場合、レベルホイールで両チャンネルを100まで上げてから下へ戻すと、チャンネル1がまず下がり始め、それが90になったときにチャンネル2が続いて下がります。

Prop.+ (ポジティブな比例):
レベルホイールで Dimmer 値を上げると、Dimmer 値間の差が減少していきます。100%まで上げると、すべてのチャンネルが同時に100%に達します。

Prop.- (ネガティブな比例):
レベルホイールで Dimmer 値を上げると、Dimmer 値間の差が増大していきます。値を下げると、すべてのチャンネルが同時に0%に達します。

User Rights

システムのユーザ権限には7種類のレベルがあります。これらは User Setting です(前述を参照)。


Select Rights ポップアップ - ユーザ権限の選択

設定には以下のものがあります。

Time および Frame Readout

適用された値は、タイムが表示されるほとんどの場所で用いられます。

ヒント
Readout は、ウィンドウの設定 でシートごとに変更できます。

Readout/Format 設定には階層があります。デフォルトはユーザプロファイルで設定されていますが、デフォルトがウィンドウで変更された場合は、ウィンドウの設定が用いられます。

タイムコードは、階層に多くのレイヤを持つ領域の例です。詳しくは タイムコード を参照してください。

ヒント
例えば Fixture Sheet で Readout を個別に変更している場合でも、エンコーダバーでは、ユーザプロファイルで指定されている Time Readout が用いられます。

タイミング用電卓の値は、事前に選択されている Frame Readout に合わせて表示されます。

より見やすい表示になるように、フレームや秒の末尾のゼロは常に抑制されます。Frame Readout がフレーム単位に設定されている場合は、タイムには常に末尾のゼロが表示されます。

秒の小数部とフレームを区別しやすいように、秒の小数部はドット(.)で、フレームはコロン(:)で、秒の整数部から区切られています。

Time Readout には以下の選択肢があります。

Frame Readout には以下の選択肢があります。

ヒント
フレーム表示(24、25、30、60fps ) の場合のフレームはコロンで、Seconds の場合の小数部はドットで区切られます。

fps は、フレーム/秒を意味しています。