以下は、grandMA3 ユーザマニュアルで用いられている略語や基本的な照明用語です。
grandMA3 ソフトウェアで用語集を開くには、以下のようにします。
- Help を押して、コマンドラインに Glossary と入力します。
- Please を押すと用語集(Glossary)が開きます。
A
ACN
Architecture for Control Networks
ACN はプロトコル群です。現在 grandMA3 ではサポートされていない多くの要素を使用します。ただし、ACN プロトコルにはDMXデータを転送するためのバージョンもあります。
詳しくは
sACN (streaming ACN) メニュー を参照してください。
ANSI
American National Standards Institute (米国国家規格協会)
米国における任意のコンセンサス規格の開発と採用を監督する標準化団体です。エンターテインメントおよびライティング業界では、ANSIはDMX512(ANSI E1.11)など、grandMA3 システムの運用や相互運用性に関連する規格を認定しています。
API
プラグインまたはスクリプトが grandMA3 ソフトウェアのオブジェクト、データ、システム機能とやり取りできるようにする、定義済みの関数セットです。
詳しくは
Lua 関数 - Object-Free API または
Lua 関数 - Object API を参照してください。
Art-Net
UDPを使用してIPネットワーク経由でDMXデータを送信する、Ethernet ベースの照明制御プロトコルです。
Art-Net 4 Ethernet 通信規格は Artistic Licence によって開発されました。
詳しくは
Art-Net メニュー を参照してください。
Asterisk (*)
コンテキストに応じて、数学演算子、ワイルドカード、または複数のオブジェクトのプレースホルダーとしてコマンドラインで使用されるシンボルです。
詳しくは
* (アスタリスク) キーワード を参照してください。
Attributes
Dimmer、Pan、Tilt、Color、Gobo など、フィクスチャまたはシステム・オブジェクトの個別に制御可能なプロパティです。
アトリビュートはフィクスチャタイプの構成要素であり、フィーチャグループに分類されます。
アトリビュート値はプログラマで調整でき、プリセット、キュー、シーケンスに保存できます。
詳しくは
Attribute definitions を参照してください。
B
bit
binary digit
bpm
beats per minute (ビート/分)
C
Child
階層構造内で親オブジェクトに属し、その内部に存在するオブジェクトです。子オブジェクトの配置とコンテキストは、親オブジェクトに依存します。
詳しくは 親子フィクスチャの動作 を参照してください。
CIDR
Classless Inter-Domain Routing
IPルーティング用のIPアドレスを割り当てる方法です。
CIE
Commission internationale de l'eclairage または International Commission on Illumination (国際照明委員会)
CLI
Command Line Interaction
CMD
Command
コマンドは、特定の操作を実行するためにコマンドラインへ入力できる構文内の語句です。
CMY
Cyan、Magenta、Yellow
シアン、マゼンタ、イエローの割合を変えて白色光をフィルタリングし、色を作り出す減法混色システムです。
Command Line
卓コンソールを制御するための構文を入力できるインターフェースです。
詳しくは
コマンドライン を参照してください。
Conventional lights
ディマーのみを備えた従来型の照明器具です。
CPU
Central Processing Unit (中央処理装置)
Cue
キューには、フィクスチャ値、プリセットへの参照、およびレシピへの参照を含めることができます。キューはシーケンス内で整理されます。
詳しくは
キューとシーケンス を参照してください。
D
dBu
decibel unloaded (デシベル・アンローデッド)
DC
Direct Current (直流)
DHCP
Dynamic Host Configuration Protocol
DHCPサーバからIPアドレスを割り振るシステムです。
詳しくは
インターフェースとIP を参照してください。
Display
1つ以上の画面を表示するためにシステムが使用する、物理または仮想の出力デバイスです。ディスプレイは、GPU出力または卓内蔵パネルに対応します。
詳しくは
Display キーワード を参照してください。
DMX
Digital Multiplex
コントローラからデジタル信号を送信するための通信プロトコルです。1本のDMXケーブルで1つのユニバースを送信できます。
DMX Channel
1つのDMXチャンネルは、0〜255の値を取ります。
DMX Universe
1つのDMXユニバースには、512のDMXチャンネルが含まれています。
Dual Encoder
卓や command wing の5つのデュアル・エンコーダは、フィクスチャのさまざまなアトリビュートやその他の機能を調整するために使用されます。
詳しくは
デュアルエンコーダ を参照してください。
E
Encoder Bar
エンコーダに関連付けられたアトリビュートと機能を表示し、選択したユーザプロファイル設定やプログラミング・ツールへ素早くアクセスするためのショートカットを含みます。
詳しくは
エンコーダバー を参照してください。
Executors
エクゼキュータは、grandMA3 ハードウェア上の物理キー、ノブ、フェーダです。画面上の仮想エクゼキュータとして表示することもできます。
詳しくは
エクゼキュータ を参照してください。
Extension
特定の grandMA3 製品で、物理エクゼキュータ・ハンドルの数を拡張できます。
詳しくは
grandMA3 extension の接続 を参照してください。
F
Fader Wing
grandMA3 onPC システム用の追加フェーダ・デバイスです。
詳しくは
grandMA3 onPC fader wing を参照してください。
Fixture
少なくともハウジングとランプを備えた照明ユニットです。
Fixture Type
フィクスチャタイプは、ステージ上の実際のフィクスチャを視覚化および制御するために使用されます。
詳しくは
フィクスチャタイプ を参照してください。
fps
frames per second (フレーム/秒)
G
GB
Gigabyte (ギガバイト)
GDTF
General Device Type Format
デバイスを記述するために使用されるファイル形式です。
詳しくは
GDTFのインポート を参照してください。
GlobalMaster
複数ステーションで構成されるセッションのマスター・ステーションです。GlobalMaster は共有セッション・データとネットワークDMX出力を管理します。
詳しくは
ローカルネットワーク・デバイス を参照してください。
GPI
General Purpose Interface
外部デバイスが接点入力または電圧信号を介して、システム内のアクションをトリガーできるハードウェア入力です。GPI入力は、マクロ、シーケンス、その他のシステム・イベントのトリガーなどの機能を実行するように設定できます。
Grand Master
ショーにパッチされたすべてのフィクスチャのインテンシティ出力を制限するために使用されます。
詳しくは
グランドマスター を参照してください。
Groups
グループには、選択したフィクスチャ、その選択順、およびグリッド位置が含まれます。フィクスチャをすばやく選択するためのプログラミング・ツールとして使用できます。
詳しくは
グループ を参照してください。
GUI
Graphical User Interface
コマンドラインだけでなく、ウィンドウ、メニュー、ボタンなどの画面要素を使って操作できる grandMA3 ソフトウェアの視覚的インターフェースです。
GUID
Globally Unique Identifier
オブジェクト、データ、デバイスを一意に識別するための128ビット値です。
H
Hex
Hexadecimal (16進数)
HID
Human Interface Device
grandMA3 ステーションや接続先のコンピュータを操作する、キーボードやマウスなどの入力デバイスです。
詳しくは
RemoteHID を参照してください。
Highlt
Highlight
詳しくは
Highlight, Lowlight, Solo を参照してください。
HTP
Highest Takes Precedence
最も高い値が出力されます。主に Dimmer で使用されます。
Hz
Hertz
cycles/beats per second (1秒あたりのサイクル数/ビート数)
I
IdleMaster
ネットワークがオンで、セッション内の唯一のデバイスである場合、そのステーションは IdleMaster です。
詳しくは
スタンドアロン・デバイス を参照してください。
IEC
電気、電子、および関連技術の規格を策定・発行する国際標準化機関です。
IP
Internet Protocol (インターネット・プロトコル)
ネットワーク上のデバイス間でデータパケットのアドレス指定とルーティングを担うネットワークプロトコルです。
K
Keywords
特定用途のためにソフトウェアで定義された単語です。
L
LED
Light Emitting Diode (発光ダイオード)
Level Wheel
卓または command wing の右側にあるレベルホイールは、常に Dimmer アトリビュートに割り当てられます。
log
logarithm (対数)
Lua
Lua は、汎用的な手続き型プログラミングをサポートするように設計されたスクリプト言語です。
詳しくは
Lua とは を参照してください。
LTC
Linear Time Code
時刻情報をオーディオ波形としてエンコードしたアナログ・タイムコード信号です。
LTP
Latest Takes Precedence
最新の値が出力されます。主に Dimmer 以外のすべてのアトリビュートで使用されます。
詳しくは
DMXポートの設定 を参照してください。
M
mA
milliampere (ミリアンペア)
Macro
マクロは、プール・オブジェクトに保存されたコマンドです。
詳しくは
マクロ を参照してください。
Master
マスターは、ソフトウェアに存在するさまざまタイミングやレベルのオーバーライドを物理的に表すものです。
詳しくは
マスター を参照してください。
MB
Megabyte (メガバイト)
MIB
Move In Black
関連するフィクスチャのインテンシティがゼロの間に Dimmer 以外のアトリビュートを変更でき、視覚的な変化を見せずに実行できる機能です。
詳しくは
Move In Black を参照してください。
MIDI
Musical Instrument Digital Interface
電子デバイス間で制御データを送信するために使用されるデジタル通信プロトコルです。
詳しくは
MIDIリモート を参照してください。
Monitor
ハードウェア表示デバイスの総称です。モニタは、ディスプレイ出力に接続された物理スクリーンです。
Moving Light
ディマー以外の追加アトリビュートを備えた照明器具です。卓からムービングライトの位置を制御できます。
MSC
MIDI Show Control
MIDI信号を介して、エクゼキュータから他のデバイス(卓や MIDIシーケンサなど)を制御できます。
Multi-Instance Fixture
個別に制御可能な複数のセクションを備えた照明器具です。
MVR
My Virtual Rig
MVRは、パッチデータの共有に使用されるファイル形式です。
詳しくは、
My Virtual Rig (MVR) を参照してください。
N
NDI
Network Device Interface
コンピュータネットワーク経由で高解像度映像を送受信・通信するためのソフトウェア仕様です。
詳しくは
NDI キーワード を参照してください。
O
OS
Operating System (ペレーティングシステム)
OSC
Open Sound Control
受信サーバ内の要素を扱うためにメッセージ・アドレスパターンを指定するクライアント/サーバ・システムです。
詳しくは、
OSC (Open Sound Control) を参照してください。
P
Pan
フィクスチャの水平方向の動作軸です。
Parameters
パラメータは、1つ以上のフィクスチャ・アトリビュートを動作させる制御データで、複数のDMXチャンネルを使用して最大24ビットの分解能を実現できます。
フィクスチャの設計によっては、1つのパラメータで複数のアトリビュートを制御したり、複数のパラメータで1つのアトリビュートを制御したりします。
例えば、Dimmer/Strobe 共用のDMXチャンネルは、システム上では1つのパラメータですが、Fixture Sheet では Dimmer と Strobe が個別のアトリビュートとして表示される場合があります。
詳しくは
パラメータ を参照してください。
Parent
階層データ構造内で、別のオブジェクト(子オブジェクト)を直接格納または所有するオブジェクトです。
詳しくは、
親子フィクスチャの動作 を参照してください。
Patch
Patch では、DMXユニバース、アドレス、およびフィクスチャタイプのモードを設定します。
Phasers
2つ以上のステップに設定された情報を使用して、アトリビュートの出力を動的に変化させます。
詳しくは、
フェイザー を参照してください。
PoE
Power over Ethernet
LANケーブルを通じてデータ通信と電力供給を同時に行う技術です。
Playback
卓に保存された情報を、物理的(フェーダなど)またはグラフィカル(ユーザインターフェース)に呼び出します。
プリセット、キューを含むシーケンス、またはタイムコード・ショーを再生できます。
詳しくは、
エクゼキュータ を参照してください。
Presets
プリセットは値を格納するための入れ物です。例えば、同じ値を異なるキューで繰り返し使用する場合に利用します。
詳しくは
プリセット を参照してください。
Prev
Previous
詳しくは
Prev [Previous] キー を参照してください。
Programmer
プログラマは、アクティブ値と非アクティブ値を保持する一時メモリです。
これらの値は、保存または解除できます。
詳しくは
プログラマ を参照してください。
Prvw
Preview
詳しくは
Prvw [Preview] キー を参照してください。
PSN
PosiStageNet
演者やカメラなど、オブジェクトの位置トラッキングデータをIP ネットワーク経由でリアルタイムに送信するためのネットワーク・プロトコルです。
grandMA3 ステーションはPSNデータを受信できます。
詳しくは
PSN (PosiStageNet) を参照してください。.
PSR
Partial Show Read
ショーファイル全体を読み込まずに、選択したデータを別のショーファイルへインポートできる機能です。
詳しくは、
PSR を参照してください。
PWM
Pulse Width Modulation (パルス幅変調)
R
RAM
Random Access Memory (ランダム・アクセス・メモリ)
RCA
Radio Corporation of America
アナログの音声信号や映像信号の伝送に広く使用されるコネクタです。
RDM
Remote Device Management
DMX512を拡張したデータリンクにより、異なるメーカのデバイス間で双方向通信を実現します。
詳しくは
RDM (Remote Device Management) を参照してください。
RFC
Request for Comments
IPアドレス範囲やネットワークプロトコルなど、インターネットおよびネットワーク規格を定義・解説する技術文書です。
詳しくは
規制と基準 を参照してください。
RGB
Red、Green、Blue
赤、緑、青の発光強度を変えて組み合わせることで色を作り出す加法混色モデルです。
RPM
Revolutions per Minute (回転/分)
S
S/PDIF
Sony/Philips Digital Interface
信号をアナログに変換せず、デバイス間でステレオ音声信号を伝送するためのデジタル音声接続規格です。
grandMA3 のS/PDIF接続には、同軸RCAコネクタが使用されます。
sACN
Streaming Architecture for Control Networks
ANSI E1.31 で定義された照明制御プロトコルで、UDPによるマルチキャストまたはユニキャストを使用して、IPネットワーク経由でDMXデータを送信します。
詳しくは
sACN (streaming ACN) メニュー を参照してください。
Screen
ウィンドウ、ビュー、コントロールバー、ビューバー、エンコーダバー、プレイバックバーなどのユーザインターフェース要素を配置する画面。
詳しくは
/Screen オプション・キーワード を参照してください。
SelFix
SelectFixture
詳しくは
SelFix [SelectFixtures] キー を参照してください。
Seq
Sequence
シーケンスには、指定した順序で再生できるキューが含まれます。
詳しくは、
キューとシーケンス を参照してください。
SFTP
Secure File Transfer Protocol
コンピュータと grandMA3 ステーション間で、ファイルをネットワーク経由で安全に転送する方法。
詳しくは
SFTP接続 を参照してください。
SMPTE
Society of Motion Picture and Television Engineers
米国映画テレビ技術者協会が定めたタイムコード規格で、照明、音声、映像などのショーシステムの同期に使用されます。
SSD
Solid-State Drive
SSE
Streaming SIMD Extensions (ストリーミングSIMD拡張命令)
ベクトルレジスタを使用し、複数のデータ要素を同時に処理する Single Instruction, Multiple Data (SIMD) 演算用のプロセッサ命令セット。
SSEは、グラフィックス、オーディオ、信号処理などを高速化します。
Station
ステーションは、セッションに参加し、ネットワーク上の他のデバイスとデータを交換できる grandMA3 システムの物理デバイスです。
ステーションには、卓、onPC システム、processing units などの互換ネットワーク・デバイスがあります。
STP
Shielded Twisted Pair (シールド付きツイストペア)
Syntax
有効なコマンドライン命令を構成するための文法。
詳しくは、
構文規則 を参照してください。
T
TC
Timecode
タイムコードは、再生する記録にタイムスタンプを付けたり、キューをトリガーしたりするためのタイム信号です。
詳しくは、
タイムコード・ショー を参照してください。
TCP
Transmission Control Protocol
IPネットワーク上のデバイス間で、データを確実かつ順序どおりにエラーチェックして伝送する、コネクション型ネットワークプロトコルです。
Tilt
垂直方向のフィクスチャ回転動作です。
Tracking
トラッキングは、キューの変更内容だけを保存する仕組みです。
詳しくは、
トラッキングとは を参照してください。
TZ
Time Zone (タイムゾーン)
U
UDP
User Datagram Protocol
データの到達、順序、エラー訂正を保証せずに伝送する、コネクションレス型ネットワークプロトコルです。
UI
User Interface
ユーザがソフトウェアやハードウェアを操作するための、画面、ウィンドウ、ビュー、ボタン、コントロールなどの視覚的・対話的要素です。
詳しくは
ユーザインターフェース を参照してください。.
UTC
Coordinated Universal Time (協定世界時)
世界の時刻を調整する基準時。バックアップファイルのタイムスタンプに使用されます。
UUID
Universally Unique Identifier
システム内のオブジェクトを一意に識別するための128ビット識別子です。grandMA3 では、ショーファイル、セッション、データ交換を通じて一貫して識別できるよう、フィクスチャ、プリセット、シーケンスなどのデータ・オブジェクトにUUIDが割り当てられます。
V
Variable
変数は、変更や再利用が可能な値を保持する入れ物です。数値、名前、オブジェクト参照などを保存し、後でマクロやコマンドで使用できます。
詳しくは、
変数 を参照してください。
V
Volt (ボルト)
VRAM
Video Random Access Memory
テクスチャ、画像、フレームバッファ、ディスプレイ出力などの視覚データを保存・管理する、GPU専用メモリです。
W
Web Remote
ネットワーク経由で grandMA3 システムを監視・操作できる、ブラウザベースのリモートコントロール・インターフェースです。Webリモートを使用すると、卓本体や onPC ソフトウェアがなくても、特定のシステム機能、ビュー、コントロールにアクセスできます。
詳しくは
Webリモート を参照してください。
X
XFade
Crossfade (クロスフェード)
ある状態のパラメータ値が、指定した時間をかけて別の状態の値へ徐々に切り替わるトランジションです。
詳しくは、
エクゼキュータへのオブジェクト割り当て を参照してください。
XLR
プロ用の音声、照明、制御信号で一般的に使用されるロック式コネクタです。
XLRコネクタは、バランス音声、DMXデータ伝送、インターカム・システム、タイムコード接続で広く使用されます。
最も一般的なタイプは、3ピンまたは5ピン構成です。
XML
Extensible Markup Language
人と機械の両方が読み取れる、情報の保存・交換用に構造化されたテキスト形式です。XMLは、設定データの保存やデータ交換、外部システムおよびファイル形式との連携に使用されます。